藤ヶ谷ドン・ジュアンのざっくりあらすじと感想

ちょっと前ですが、藤ヶ谷さん主演の「ドン・ジュアン」を見てきました。
せっかくなので、記録用にざっくりしたあらすじと感想を雑多に書きます。が、1回しか見ていないので、だいぶ曖昧な部分もあります。ご容赦ください。ネタバレ注意。


オープニングは、ドン・ジュアンのことを知る人々による歌唱。
上口耕平さん演じる親友ドン・カルロ、めちゃくちゃかっこいいし、いい声でした。
鶴見慎吾さん、春野寿美礼さん、恒松祐里さんの歌もとてもステキで、こんなにしっかりと周りのキャストを固められては、藤ヶ谷さんのプレッシャー半端ないだろうな、と冒頭から思ってしまうほど。

その後、地面が割れて後光が差すように現れるドン・ジュアン。オーラですべてを飲み込むような壮大な登場やばい。
しかし、それからのドン・ジュアンは一向にしゃべらず。あれ、この舞台主役しゃべらないやつ…?と不安になりました笑

そしてしゃべらないまま、ストーリーが進行していって、ドン・ジュアンは騎士団長の娘をたぶらかし、娘を汚されて激怒した騎士団長と決闘します。


ここでびっくりしたのが、フェンシングの殺陣でした。
これまで藤ヶ谷さんの殺陣をちゃんと見たことがなかったので、私の藤ヶ谷さんの殺陣イメージはキスブサのSPで見た殺陣(時代劇風のマイノスケを助けるやつ)。当時はあんまり上手じゃないなと勝手ながら思っていたのですが、今回披露されていた決闘シーンのフェンシングの殺陣がかなりうまくて驚きました。
流れるような素早さと、人を斬る力強さのメリハリがお見事。
そして、戦いながら騎士団長の娘を蹂躙する様子を見せつけ、不敵な笑みを浮かべる。
これは悪い男だ…。
結果的にに騎士団長は殺され、死んだ騎士団長がドン・ジュアンに愛の呪いをかける…という導入。

それからもドン・ジュアンは女性をとっかえひっかえ。多数の女性と絡むシーンは、生々しさはまったくなく、個人的には美しい!!という一言でした。

たくさんの女性とセクシーなシーン多め、という前評判があったのですが、藤ヶ谷さんの振る舞いは高貴な印象がかなり強かった。彼自身はもちろんセクシーで色気があるのだけれども、絡みシーン自体には下衆に女を抱いては捨て、という印象はなく。息を吸うように女と絡んだりキスはしたりするものの、そこに気持ちは全然ないのだなあ、という感じがして、冷徹なドン・ジュアン像がそこにはありました。

そんななか、ドン・カルロドン・ジュアンの妻と名乗るエルヴィラ(元修道女)を連れてくる。もともと修道女だった彼女は、ドン・ジュアンの言葉を信じてセビリアにやってきたのだが、ドン・ジュアンはそんなもの覚えてないとまったく意にも介さず。

「俺の名は」というナンバーでやっと、ドン・ジュアンが歌唱。(ここまでほぼしゃべらない)
ここでは、普段の藤ヶ谷さんの歌い方や声量とは違っていて、キスマイのファンであればこそ、かなり度肝を抜かれました。
低めの音は少し言葉が明瞭じゃなくて、伸びしろがある感じはしましたが、初ミュージカルでこのレベルまで持っていくのにどれだけ努力されたんだ、と。
声量も予想以上にあって、堂々と歌うその姿から目が離せなくなりました。

場面は変わり、兵士たちが訓練している様子。
平間さんのラファエルをはじめ、統率のとれた兵士たちの群舞がカッコよかったです。

平間さんは一度「髑髏城の七人」の霧丸役で拝見したことがありまして、かなり俊敏で身体能力高めな方だと思っていたのですが、今回は歌にダンスに、そんだけ動いても全然歌声ぶれなくてすごいな⁉と感嘆しかりでした。

そして、ヒロインのマリア登場。彫刻家のマリアは亡くなった騎士団長の石像を掘る仕事を任されて嬉しそう。しかし、婚約者のラファエルは出征から帰ってきたら、仕事をやめてほしいと彼女に伝える。

ラファエルはやりたいなら続けてもいいけど、とは言いつつ、やめてほしいんだろうな、という気持ちが端々から漏れていて、マリアとのすれ違いの演出と脚本が見事だな、と思いました。ほんの一瞬しかないのに、ふたりの関係性がよくわかるシーンでした。

一方、エルヴィラはドン・カルロの勧めでドン・ジュアンの父親ドン・ルイ・テノリオに会い、ドン・ジュアンを説得するように頼む。 しかし、父親に呼ばれたドン・ジュアンはかなり不機嫌。

私がミラー・ツインズが好きすぎたせいかもしれませんが、父親に会いに行くのに苛立っているドン・ジュアンは少し子どもっぽい一面がミラツイの勇吾を思い出させました。

結局、父親との話し合いは決別し、酒場にやってくるドン・ジュアンと彼を心配するドン・カルロ
酒場での「悪の華」「快楽」「アンダルシアの美女」は力強いナンバーで、ダンスはやはり圧巻。藤ヶ谷さんが情熱的なフラメンコを踊っている姿は様になりすぎてすごかったし、こんなに歌と踊りを立て続けにやってく体力すごい…とも。途中踊りながら酒をかっ食らう振りで水分補給してるっぽいのを見て、そりゃ疲れるわ!と思いました。

あと、ドン・ジュアンのために「望むならば」とストリップを始めたエルヴィラをかばうドン・カルロ様がイケメン…! ドン・ジュアンはほんとに興味なさそうに冷たい態度なのに、ドン・カルロ様のジェントルマンっぷりといったら。
見ながら何度も、ドン・カルロでいいじゃん、と思ったからね。
そんなこんなでアンダルシアの美女もモノにしたらやっぱりすぐ捨てるドン・ジュアン

一方でちょいちょいドン・ジュアンを追いかけてくる騎士団長の亡霊が怖すぎる件。亡霊のタップは本当に最高で、シーンの切り替えがタップだけで持つ技術や演出のすごさを感じましたが、いかんせん亡霊が怖い。笑

その後、亡霊に導かれ、マリアと出会うドン・ジュアンドン・ジュアンはマリアの仕事を認めていて、すれ違うラファエルとは対照的。さらにラファエルの部隊は出征先で壊滅したようで(実際は後半でラファエルは生存していたことがわかる)、婚約者がいる設定でもそこまで置いてかれることもなく、マリアがドン・ジュアンに惹かれていく過程がよくわかりました。

そして、ドン・ジュアンがマリアを想い歌う「エメ」は、私がこのミュージカルで一番印象に残った素晴らしいナンバーでした。

藤ヶ谷さんといえば、綺麗な透き通るような高音が得意な印象だったのですが、J-POPの高音の歌声とはまったく違う、のびやかな高音が最高でした。

二幕からは、幸せそうなドン・ジュアンとマリアのふたり。
ドン・ジュアンも、これまでの冷酷ぶりとは打って変わって彼女だけを大切にする甘甘っぷり。
ベッドで寝ている上裸のドン・ジュアンが美しすぎて、本当に天使みたいでした…!

ふたりのデュエット「変わる」とか、ディズニープリンスとプリンセスみたいだったし、とにかく夢みたいに美しいドン・ジュアン。マリアはかわいい。

しかし、そんな幸せは長くは続かず、エルヴィラが帰って来たラファエルにマリアとドン・ジュアンの関係を密告。ラファエルとドン・ジュアンは決闘することになる。

マリアはすでに心はドン・ジュアンにあると告げるものの、ラファエルへの嫉妬心を抱いたドン・ジュアンは決闘へ向かう。愛の呪いから逃れられないドン・ジュアンがとにかく切ない。このままだって幸せでいられるはずなのに、決闘に行くのを止められない。

最終的には、人間として生きるには己の死しかない、と決闘中のラファエルの刃に向かい、その命を終えるドン・ジュアン。舞い散る薔薇とその死は、やはり切なくも美しかったです。

ドン・ジュアンが亡くなった後、失意に倒れるラファエルをドン・ルイパパがそっと寄り添っていた様子から、息子を失った父と婚約者を失ってしまった青年の頼りなさを感じました。

そんなこんなでドン・ジュアンの死で物語は幕を閉じ、キャストさんのご挨拶。あっという間という印象と、歌と踊りめちゃめちゃ多かったなぁ、と、かなりの満足感がありました。

それから、最後にギャップがすごかったのが、カーテンコール。

今までのドン・ジュアンはなりを潜め、急にキラキラ笑顔で可愛くお手振りするアイドル藤ヶ谷さんモードに。それを見ながら、ああこの人アイドルだったんだよなあ、と現実にかえる感覚を覚えました。
楽しそうに演者のみなさんが踊る姿を見て、これぞミュージカルだなあ、と思いました。


総括としては、このキャスティング神では、ということです。

本当に実力派の方々がまわりを固めていらして、ミュージカルとしてのクオリティも素晴らしいし、そこに応えようと食らいつく藤ヶ谷くんの努力の跡が見えました。ひとつずつ、でも着実に力をつけていく藤ヶ谷くんから、これからも目が離せそうにありません。

名古屋公演での、ますますのパワーアップと、宝塚ファンの友達と鑑賞会を開きたいので、円盤化に期待!

横尾さんにファッションモデルをやらせたい

キスラジのおたよりで、横尾さんのお仕事話から、ファッションモデル案が出ていましたね。
オレンジとしてはやっぱりモデルの横尾さんは見たいので、「ファッション誌に横尾渉が出るなら」と企画(?)をたてました。
春夏秋冬でそれぞれテイストなどをひたすら妄想するだけの内容です。勢いだけ。

・春
春は、赤文字系の雑誌の着まわしコーデ的なやつを横尾さんに30日分やってほしい。謎の前向きでかわいいストーリーと、同じページにたくさんの横尾さんがポップに散らばる様子が見たい。
衣装は明るめのカラフルな春色とか、モノトーンの強弱にワンポイント差し色、とか、春先の寒い時期にはロングガーデ♪みたいな、ちょっと軽めのノリでひたすら横尾さんの1ヶ月が展開されてほしいです。

仕事は私服okの職場という設定で、「今日のプレゼンは紺ジャケットで運気アップ♪」とか「カフェで出会った店員の笑顔に癒された!」みたいなおちゃめなキャッチをいっぱい飛ばしたい。
「久しぶりの大学時代の友達と飲み会☆」のシーンには、ゲストで玉森さんとかもこっそり登場させたいです。


・夏
夏はさらっとTシャツをかっこよく着こなしてほしいので、やっぱりストリート系のファッション誌に出てほしい…!
Nylon先輩が既にやっているので、もはや余計な口出しは不要なのですが、前回はスタジオで白バックの撮影だったので、今度は外ロケを見たい。

夜のネオンを背景に、汗も滲むような暑さのあるコントラスト強めの撮影。影も重めで鼻筋の通った陰影をくっきりさせつつ、全体的にモヤがかかったような幻想的な彼は真夏の夜の夢…みたいな企画をやってほしい…!
スタイルの良さと肩幅でTシャツ似合うし、アンニュイな空気感のなんとも言えない夏の切なさを表現してもらいたいです。


・秋
海外ハイブランド系雑誌で、ハイセンスな重ね着コーデを見せてほしい季節です。
ハイブランド系の雑誌はあんまりロケで撮影するイメージないのだけど、実際どうなんだろう…?(あまり読んだことがない)
原色系の黄色バック紙に赤のチェックのジャケットとか、黒いライダースに髪はオールバックで、パリっとキメるのもいいかと。
ひとつウン十万の小物にウン十万の服を着こなして、さながら芸術品かのように気品溢れるショットを収めたい。動きのある挑戦的なポージングもリクエストしたい。
そしてここではさらに眼鏡を…!
最近番組やライブでかけてる眼鏡の横尾さんがイケメンすぎるので…!ぜひ…!


・冬
冬は絶対巻物とロングコート企画をやりたいです。モコモコのマフラーに顔を埋めて、あざとくココアとか飲んでほしい。冬の川沿い(?)とかヨーロッパ風の街頭(?)で、ちょっと肌寒いなか、コートを翻して撮影をします。
室内では、あたたかみのある暖炉つきのハウススタジオでセーター着用。部屋のレトロ風なソファーに座っていただいて、脚を組んでロングブーツを履いた長い脚を魅せつける…!あんまりよくわからないけど、謎の筆記体英語のデザインを入れて、イベント感を演出。
撮影自体はふんわりファンタジックな光でライティングしてもらいます。


・番外編
番外編として、ぜひ和服モデルもしていただきたい…!
雨の日の日本庭園で、和傘をさして淡い着物を着こなしつつの物憂げな表情とか、茶室で静かにお茶を点ててる渋い若頭とか、とにかく小物を持たせてその所作の美しさを魅せたいです。横尾さんの纏う「静」の表現がきっと素敵な写真に仕上がるはず…!

もしくは、コントラストバリバリ原色系のエキゾチックな背景に、VersuSみたいなド派手な和の衣装もいい……!
見返り美人的なカットを挟んで、横尾さんの睫毛の長さに驚嘆したい。


と、ここまで横尾さん主体で考えると、写真集でもいいじゃんって思うのだけど、やっぱりファッション誌だと全体のバランスを考えたり、服の見せ方が大事になったりするのが違うのかなって思います。
あと、個人的にはモデルさんの撮影って、演技力を感じます。その求められるシーンの人を演じる力というか、撮影が始まった瞬間にモデルさんの纏う空気感が変わる気がします。
横尾さんのライブでのパフォーマンスとか、絶対引き出しは増えると思うので、ぜひ機会があったら挑戦していただきたいです…!

コンサートFREE HUGS!の感想

2019年のキスマイコンサート「FREE HUGS!」の東京ドーム・西武ドーム公演が終わりました。

私のキスマイコンサートが終わったので、この気持ちのやり場をブログにぶつけるべく、感想を書こうと思います。ネタバレ満載ですので、ご注意ください。

 

●オープニング

注意事項は今回もスクリーマーズちゃんたち登場でかわいい。マザーオレンジは犠牲になってしまった(!?)が、みんなにまた会えて嬉しかったです。

そして、オープニングは、ヨーロッパ風の異国。音楽がなくなってしまった世界のようです。フードを被ったキスマイが絶望した人の傍らに落ちてる楽器を拾い集めていきます。(最初キスマイが人から楽器を強奪してたのかと思ってすみません。想像力の欠如。。。)

 

●A.D.D.I.C.T

そんな流れで今回もメンバー紹介映像かっこよさそう……なんて待っていたら、まさかの紹介映像ナシ。

曲とともにサングラスをかけて世界を破壊するかのごとく、メンバーがド派手に登場。ニカちゃんが炎の中から出て来たのには度肝を抜かれました。登場と合わせて効果音とともにモニターにカメラに抜かれたメンバーと名前が!ライブと合わせて画面下にテロップが表示されて、今までとは構成を変えてきたな…わくわくすっぞ!

そして、円になって踊るダンスかっこいい…千賀さんの振付かな?すき…ってなる。静と動のバランスが完璧。

藤ヶ谷さんの叩きつけるみたいな「Girl you only love me!!!!」が好きです。

 

Luv sick

ここでまさかのラブシック…!自分自身エスコートできない危険地帯へ誘われました。

東京5/8はマイクトラブルで最初藤ヶ谷くんの声が途切れ途切れで、歌うの一瞬やめて「はて?」みたいなポーズをしてる藤ヶ谷くんが可愛かったです。

横宮の跳び蹴りが個人的ポイント!

 

●Girl is Mine

ああ~~~!

これは、まだキスマイにハマる前に見たミントコンDVDで大好きな曲だったので、見られて最高に嬉しい。

ダンスがね、いいんですよ!「口づけで未来を変えよう」のとこ?のモニターで抜かれたニカちゃんの長い指が映える映える。(唇の前で指をクロスさせてる)

演出は、ムービングステージになっていて、しかも階段状になる仕様。お雛様みたいだな、と思ったのは内緒です。

 

●Bring it on

バクステでまさかの花火!

打ち上げ系じゃなくて、吹き出し系。

彼らが花火をバックに歌ったり踊ったり、花火の中に消えたりする様子はただただ幻想的でした。これも振り付けが好き。

大サビは藤北だけ花火の外にいて、残りのメンバーの元へ行くためか、花火のカーテンを蹴散らしていたのが、ああ、藤北。

今回の「FREE HUGS」ではかなり少なくなった藤北ふたりパートもここでは健在で嬉しかったです。あと、最後に藤ニカが背中合わせでラップやってるのが、ベテラン藤ヶ谷と若手二階堂のラップ共闘!ってかんじで頼もしい。二人のラップのそれぞれの良さよ…

 

●アイノビート&Shake it Up &Kiss魂(MIX)

まさかのなつかし系MIX。Shake it Upいいよね。(キスマイに本格的にハマりだした頃の曲)

北山さんのボイパと、それに合わせてガシガシ踊る千賀さんの演出が好き。

盛り上がりながら、各メンバーの挨拶もあって、横尾さんは毎回「いえーーーー♪」って美声を響かせてくれました。ニカぴょんは帽子がなくてかわいいお顔が堪能できます。

あと、今回キスマイではじめてアリーナに入れた回があったのですが、まわりにメンバーやジュニアが来すぎてこの曲は記憶がありません。アリーナってすごい…

 

●HUG & WALK

この曲は言わずもがな、メンバー同士のハグが可愛すぎる曲。フリーハグと冠したからには、やっぱりメンバー同士のハグは不可欠でしょう!というオタクの心をよく理解している。玉ニカ、北横、藤宮、玉千、それぞれの良さがあって、とにかく癒されました。

 

●映像

音楽のない世界を救っているはずが、まさかのギャグ映像が差し込まれるバラエティー慣れしたキスマイ。

どうやらこれ2パターンあるみたいなんですが、DVDでは両バージョン見せてくれますよね??

テレビジョンのキメ顔横尾さんに軽率に沸きました。

 

●僕だけのプリンセス(宮田)

童話の王子様そのままの宮田くん。

白馬にショーっぽいシアターダンスと王子様の衣装、優しい歌声にメインモニターのイラスト全部が可愛いし、宮田くんの「王子様」へのこだわりを感じました。

「ガラスの靴なくても君だけ見つけ出すよ」で、ガラスの靴にキスした後、ぽーいって後ろに投げてトラジャがキャッチしてるのがおもしろい。

 

●Love Story(玉森)

宮田くんのソロから、スマホ画面のように場面が変わり、玉森くんのソロへ。あのスマホ演出って宮田くんの歌詞の「僕たちの自撮り写真」が入ってたスマホを操作してるのかしら、って思ったら宮玉…(ため息)

玉森くんのソロは曲の雰囲気と声質がとっても合っていて、切ない世界観でした。モニターの女性の影とのペアダンスが美しい。

個人的にI SCREAMの「夕空」を玉森くんソングだと思ってましたが、やっぱり玉森くんの憂いを含んだ表情と夕焼けが似合う。

 

●はぐすた(二階堂)

これはもうね、ニカちゃん正直うらやましいっ!って思いました。

演出、ダンス、歌、世界観の総合得点がソロ曲で個人的刺さったナンバーワンでした。各メンバーソロ曲ごとにそれぞれ突出してる部分はあるんだけど、全部がバランスよくハイレベル。

まず、オーケストラで「ラ」のチューニングが行われ、それを光る指揮棒で制する二階堂くん。前奏が始まり、鮮やかな指揮棒裁きに、二階堂ワールドに引きずり込まれました。

ダンスも人差し指と親指を伸ばして「2」を表している振りがあるんだけど、長く綺麗な指の映えること。ジュニアを引き連れて花道を歩くかっこ良さ…!

そして、何よりも圧巻の無音ラップ。

6/2の西武では、「Let's go!」ってマイク外して声を出していて、それがもう雄叫びみたいで吸い込まれそうで。

その後の歌詞が歌えないくらいゼエハアしてて、魂を削りながら挑戦をやめないっ!って感じの二階堂さんに惚れます。

最後のオチはやっぱり照れ隠しなのかなと思うし、「二階堂高嗣らしさ」が全開で羨ましさを隠せませんでした。

 

●CHUDOKU

イスに座って布団をかぶる北山くん、一緒に布団に入る演出の北山くん。あざいといかわいい。

「ねえ、君の香水の匂い、これって何つけてるの?」のタイミングでじわじわ近づいてきて、モニターの画面が玉森くんの顔面でいっぱいになるのがすごいです。圧倒的美しい顔面は、それだけで演出になるのか。

ただ、唯一の心残りは横尾さんに「部屋の電気を消してみない?」って言ってほしかったこと…!ライブだと2番やらないのはわかってたけど、横尾さんの超絶ステキパート…!CDで聴きまくります。

 

●THIS CRAZY LOVE

これは、曲を聴いたときは冬の「Still song for you」ばりに切ないダンスナンバーかと思ってたので、まさかのセットの仕掛けを使った見せ方でびっくりしました。

今回はメンステのセットがYummyと比べてかなりシンプルだったので、プロジェクションマッピングでもやるのかな?と思ってましたが、ビンゴ。毎回新しい見せ方を模索する姿勢はこれからも続けていってほしい。

個人ヒットは横尾さんとニカちゃんの掛け合いのパート。

 

●Tequila! -テキーラ-

これは今回のライブで、個人的に一番化けた曲。演出が素晴らしい。

バーカウンターが登場して、それぞれがシェイカーを持ちながらダンス。テキーラを飲むような振付が素敵。

メンバーによっては途中でドリンク作りを失敗したりしてたみたいだったので、NG集をぜひDVDに収めていただきたいし、横尾さんの鮮やかな手つきに魅了されたので、マルチアングル希望です。

最終的にメンバーカラーのドリンクで乾杯する様子は、見ていてとてもおもしろい演出で、ジャニオタじゃない友人も「いい!」と褒めてくれたので大好きな曲になりました。

 

●we are キスマイ

出だしの「Say Hey Ho Here we go」を、横尾さんが般若の形相でガチギレしながら歌う新しいスタイルが編み出された曲。(ただし、ガチギレだがテンポは合っている)

東京ドームのお客さんとのC&Rで「チャンジャ!」「麻婆豆腐!」と中華料理言わされたり、西武で「Hey!Say!JUMP!」「ジャニーズWEST!」って言わされるのは笑いました。

 

●SHE! HER! HER!

ここでみんなが盛り上がれるお馴染みのしはは。C&Rも完璧で、コンサート中盤の盛り上げ曲としてはばっちりの位置にあったのではないかと!

クレーンでメンバーが上がっていく時に二階堂さんが近くにいたのですが、高所恐怖症がダダモレ。ぴんと背筋を伸ばして緊張した面持ちがちょっとかわいい…みんなに手を振ろうと頑張ってる気持ちは見えるけど、片手は柵から離せない様子が伺えました。宮田くんはファンサがほんとにすごくて、さすが王子様…!と震えました。

 

●Everybody Go!

みんなが盛り上がれる曲その2!

このあたり、キスマイ初心者さんにも優しい構成にしてくれているなぁ、と感じました。

 

●MC

今年はだいぶ宣伝色が強めで、宣伝できるものがたくさんあるのは嬉しいけど、もっとフリートークの充実を…!と思っていたら、2回目3回目に入ったときにはもうちょっとトークもあったかな。

ミラツイに強火の千賀さんがかわいかったのと、玉森くんの蛾の話と、北山くんがトラさんのロングランを本当に感謝してたのを覚えています。

 

●ルラルララ

いろいろな高校の吹奏楽部のみなさんをゲストに迎えての生演奏にキスマイの歌、さらにファンの合唱パートあり、と今回の「音楽でハグをする」テーマを体現した曲。

ファンに合唱をお願いする宮田くんの声が優しすぎるし、「よくできました」って褒めてくれるから調子にのってしまう。

曲は最初に聴いた時より、何度も聴いた今のほうがもっと好きだなって思えたいい曲でした。

 

●Thank youじゃん

コラボした吹奏楽部とメンバーが一緒に踊っているのがかわいい一曲。メンバーによって吹奏楽部との絡み方も様々(千賀さんかわいかった……!)で、曲調的にも楽しめる曲でした。吹奏楽部のみなさん、Thank Youじゃん。

 

●take it make it(トラジャ)

キスマイが曲をプレゼントし、衣装を玉森さん、振り付けを千賀さんが手掛けた曲。

一緒に「フー!」の振り付けを求められたけど、難度が高く、私は3回目でやっとコツを掴むことができました。曲振りで、にぃにとトラジャの関係性が垣間見えたのがよかったです。

舞祭組MCで、横尾さんがいいかんじにシメようとして甘噛みして、ニカちゃんが「何言ってるのか聞こえませんー!」って言って、フォローする宮千と爆笑する横尾さんがおもしろすぎて、舞祭組村の第二笑が待たれる。

そして、横尾さんの「オレンジーナ」発言。(※オランジーナをいい間違える。)

「口がオレンジって言い慣れちゃってるからだな」と勝手に妄想して喜んでおくことにするオレンジチームの私。

 

●#1 Girl

歌いはじめの玉森さんがとってもかわいいし、宮田くんの優しい歌声にやられる。

メンバーがゆっくり歩きながらシャボン玉が出てきて…というか予想外にシャボン玉が大量に出てきてびっくりした曲。振り付けもかわいくて、「うちのキスマイはこんなかわいいのもできるんやで!」って心の中の私がドヤり始めました。

 

●君を大好きだ

聴けば聴くほどいい曲。

シングルの時も思ったけど、やっぱり歌詞がいい。さすが藤井フミヤさん作詞。

トラさんの映画を思い出し、さらにロングランになっている事実も思いだして、優しい気持ちになりました。

 

●僕ハ君ナシデ愛ヲ知レナイ

北山くんの作詞作曲の歌。キスマイのことを考えて作った、と北山くんが言っていたけど、振り付け(byおそらく千賀さん)も7人でひとつの動きを表現したり、全員がつながる動きが多くて、「7人でひとつ」を体現する曲になっていました。デビューから8年、積み重ねてきた年月を感じさせるような素晴らしいパフォーマンスでした。

あと、身体を撫でるようにすると、衣装の色がチェンジする仕掛けがすごい。スパンコールを動かす動作なんだけど、色々なものを拭い去って生まれ変わっていくみたいでおもしろい演出だなぁと思いました。

 

●日替わりスロット(祈りとキスマイミーマイン見られず……)

※5/8、6/3はHairとTry Again

一緒に行った友人いわく「一番歓声が大きかったから人気なんだろうなと思った」Hair。過去の映像と比べると体つきが大人になっていて肉感的でした。

Try Againは「Let's go!」「Here we go!」って掛け声するメンバーたちが可愛かったです。

 

※5/9は3D GirlとBrand New Season

3D Girlはフォーメーションダンスが鮮やかで、あと若い時の曲だから?か、歌が高そうだったなぁと。Brand New Seasonは個人的に好きな曲だったので、テンションがだいぶあがりました。

 

●キャッチボールをしよう(横尾)

横尾さんのハーモニカの生演奏から始まる曲。メインの画面にはお父さんと幼き日の横尾さんをイメージさせるようなサンドアートが繰り広げられて、それが曲の雰囲気とトーンにマッチしていて、あたたかい気持ちになりました。

会場のオレンジのライトが玉森くんとは違った夕焼けを演出していて、玉森くんの夕焼けはあと少しで終わってしまう切なさがありましたが、横尾さんの夕焼けは家族の待つ家に帰らなきゃと思わされるような暖かさが流れていたのが、横尾さんらしいなと思いました。

そして、ラストの客席にボールを投げるシーン、ほんとカッコよかった…!

 

●Love=X2U(藤ヶ谷)

変わらぬセクシーな藤ヶ谷ワールドが展開されていた曲。日によって登場場所が違うみたいで、これは毎回ドキドキだね!

ピンクの会場の中、赤や青のライトに妖しく照らされて誘うようなダンスで移動する藤ヶ谷さんに、会場のそこかしこからあがる悲鳴。

あれだけドラマで忙しそうで、きっとライブの練習もそんなにできなかったであろうに、まったくクオリティ下げずにダンスもしっかり踊る藤ヶ谷さんは、ほんとアイドルのプロ。

最後の映像とリアルの動きの融合が可愛すぎて、藤ヶ谷くんが一番えろくて可愛いよ!と声をかけてあげたくなりました。(どういうこと)

 

●I miss your smile(千賀)

はじめて聴いた時からピアノパフォーマンスはやるんじゃないかなと思ってたので、舞台にピアノが現れたのを見て「やっぱり!」という嬉しさと、ダンスは見られないのかと若干の落ち込みがあったのですが、なんと欲張りにも両方やってくれて歓喜。さすが千賀さん。

弾き語りは緊張感が漂うけど、固唾を飲んで見守っているこの感じは、すごく千賀さんを成長させてくれる(誰目線だ)気がするので、今後もピアノは続けていってほしいです。

一方でダンスは安定感が半端なくて、ピアノの上で颯爽と踊っている姿は目を奪われました。

 

●DON'T WANNA DIE(北山)

これはもう、北山さんがすべてをわかりすぎていてつらい。ファンの求める北山像、自分の魅せ方、表現力の可能性、全部が彼のてのひらの上なのです。

6/2の西武で歌う前に「行こうか…」って言ってて、もう空間が全部北山さんに支配されていて、その表情に釘付けになる。

マイクのコードが脈打つ血管のようになっていて、タイトルも相まって死が隣り合わせなイメージなのに、歌ってる北山さんは、君のために生きてて楽しい!最高!って恍惚な表情で魅せてくるので、もうわけわかんないけど北山さんから目が一秒たりとも離せない。

最後は手話で「死にたくない」とメッセージを伝えながら、舞台から落ちていく北山宏光のストーリーに、今年も酔わせてもらいました。セルフプロデュースうますぎる…!

 

●FIRE BEAT

まず曲前に個人個人のダンスパート。ダンスの振りが各メンバーのイメージにぴったりでかっこいいし、藤ヶ谷さんの時のカメラワークが舐めるように藤ヶ谷さんの腰付近を狙っていて最高でした。

ふぁいやびは、やっぱり安定に盛り上がるし、ラストスパート盛り上げてくぜ!って感じで、私はここで「キスマイ、好き…」ってテンションのゲージがぐんぐん上がっていくのを感じました。

 

●Distance

個人的最大胸アツ曲。

大サビとラストを藤北でシメるラスボス感とコーラスの横尾さんがひたすらにカッコいい。ギラついた感じはこれぞキスマイ!

今回のツアーの特効盛りだくさん曲に選ばれたけど、今回はバクステじゃなくてメインステージでの特効祭りでした。それはもう、こちらの期待を裏切らず、存分に花火ぶちあげてくれて、これがあるからライブに行くのをやめられない…!と思うなど。

 

●全力ファイター

ローラーで移動しつつ、クレーンでお手振りしてくれたのですが、西武の横尾さんが一番近いクレーンに来て、興奮しすぎました。

私の!頭上に!横尾さんがいる!尊い!!もはやあまりそれ以外覚えていない!!!

 

●HUG TIME

本編のラストでしみじみ。メインの画面で音楽を取り戻した世界の映像が映っていたけど、わりとさらっとしていたので、ストーリー的なところはちょっと印象薄め笑

ファン同士の手繋ぎの演出は毎度のことながら賛否両論のようですが、今回は宮田くんの声掛けがアイドルとして100点満点だったなと思いました。こちらの状況を汲んでくれて、どうしようかなって迷ってるような人に、参加しやすい雰囲気を作ってくれた宮田くんの言葉選びが素敵でした。

 

(アンコール)

●君、僕

冬にやったからやらないかなーと思ってたら、フロート曲になった「君、僕」。今回のフロートは千賀さんのイラストとか、メンバーのメッセージがいっぱいあって、できればじっくり全部眺めたいけど、私の目はふたつしかないのでやっぱりメンバー見ちゃうジレンマ。

「(フロートによって?サイドによって?)メッセージ変えてる人もいたのに、玉森は同じメッセージで『すこ』だけ書くところがセンターってかんじ」と友人がよくわからないことを言っていたので、円盤化したらメッセージ確認したいです。

 

●Yeah E Yeah

キスどきでお馴染みになってきた曲。最初の二階堂さんの入りが好き。

この時はもうメンバーしか見てなくて正直曲の印象は薄いけど、横尾さんが眼鏡をかけて団扇をしっかり読んでいる姿になんだか感動しました。

 

●負けないで

やると思った〜!去年の「感じるままに輝いて」会議(コンサートDVDメイキングより)の時に出てたし、少プレでもファン人気高かったし!と思った曲。

ラストっぽい爽やかさと明るいメッセージがよい。

西武で北山くんがほんとに嬉しそうに挨拶していたのを見て、胸がいっぱいになりました。

ラストの一言メンバーは日替わりで最後に残った人なんだろうけど、位置的に真ん中の玉森さんが遅れがちになるので、玉森さんセレクトで残された人になる場面もあり、最後までわちゃわちゃするキスマイかわいい。

6/3の時には横尾さんが帰ろうとするのを玉森くんがとめてたけど、横尾さんに引きずられるようにして全員引っ込んでしまったのには爆笑。結局横尾さんが出てきてくれて「裕太から伝言。すこ!」って言い残してくれて、去年(「いつもオレンジありがとう」)に引き続きほんと西武ドームでの横尾さんオレンジに優しすぎる…!個人的に、西武ドームは聖地です…!

 

そんなかんじで、私のキスマイ フリーハグツアーは終わりました。

今年は東京ドームと西武ドームで演出面で大きな変更は見当たらなかったけど、これからどうなっていくのか楽しみ。

そして今回も挑戦を続ける姿勢と、押さえるポイントはしっかり押さえてくれたのがよかったかな、と。どんな演出にも曲にも賛否両論あるものだし、いろいろ試行錯誤しながら、これからもすてきなライブを作り上げていってほしいです。

映画「少年たち」の感想と考察と私の反省点

映画「少年たち」

 

shonentachi-movie.jp

ある日、ジャニオタ歴でだいぶ先輩の妹(ハイフン)が「楽しかった(いろんな意味で)」「一般人は見ないでほしい。絶対このおもしろさと価値わからない。こんなに斬新な映画のおもしろさがわからないなんて、かわいそって感じ」とだいぶ過激に映画「少年たち」をオススメしてきたので、これはジャニオタの端くれとして行かねば…!と思い、見てまいりました。

観賞後、ぐっちゃぐちゃになった感情のやり場として、感想をしたためます。

それから、大きな反省点があったので、もしもう一度観る機会があったときのために自分用に記しておきます。ネタバレ満載なのでご注意ください。


目次

●私の反省点

まず、何よりも大きな反省は、ジャニーズJr.の顔をちゃんと覚えておけばよかったということでした。

キスマイを応援しているので、Snow Manはそこそこ顔と名前が一致してたし、SixTONESも全員は知らなかったけど、見終わってみれば、まぁこの2組はメインどころなので最悪映画の中で覚えます。赤組がSixTONES、青組がSnow Manだと最初の歌のシーンで紹介してくれるし、それぞれの人物ごとにバンダナを巻いてるところが違う優しい設計なので、なんとかなります。

しかし、黒組とその他のJr.キャスト(宮近くん以外)の顔がぱっとわからぬ。見分けがつかぬ。

そもそもなんですが、私は人の顔を覚えるのが超絶苦手です。だから、映画とかドラマで顔を覚えてない人が服装を変えて出てくると戸惑うし、似た背格好の人が現れると混乱します。でも、一般的なドラマや映画の場合は背格好や年齢、顔の印象で判別ができます。あと、話の流れと展開で補えるので問題はありません。

ところが、今回は出演者が皆、麗しい容姿をもつジャニーズJr.たち。年齢もみんな若い。印象での判断がつかない…!さらに、ストーリーや展開で想像できるような流れもない…!突如歌で登場するジャニーズJr.たちに大混乱!

これは、公式のサイトにちゃんと名前と顔が載ってたし、Jr.のYouTubeチャンネルでちゃんと予習をしておくべきだった私のミスです。

一番戸惑ったのは、 病気のケンタが、みんなともっと遊びたかったのに…という場面で突如駆け巡る走馬灯?のシーン。抜けるような青空と爽やかでカラフルなみなさんが陽気に歌い出すアレです。あれ、黒組こんなに人数いたっけ?っていうか、この人いたっけ!?誰だお前!?意気揚々とメインで歌ってるけど!?と脳が処理しきれませんでした。

あと、最後のショーのシーンでどうやら病気だったケンタが実は生きたまま登場していたらしいのですが、私にはわからなかった…!メインストーリーに絡んでないからいいけど、ちょっと行く末が気になってたのに…!

次回観るときはちゃんとメンバー頭に入れてからにしようと思います。

 

あとは、曲をもっと知っておけばよかったなと思いました。「JAPONICA STYLE」はタッキープロデュースだったこともあって知っていたけど、ジャニーズJr.の他の曲を知らなかった。

もちろん、初めて聴いてもめちゃめちゃカッコいいし、圧巻のダンスパフォーマンスもあって十分楽しめたけど、知ってるJr.の曲だったら、「ここにその曲を入れるのか…!」的な感動があったはずです。

そして、私は舞台「少年たち」のことも知らなかった。

舞台「少年たち」といえば、過去キスマイも出演していた演目ですが、当時のことはあまり知らないものの、横尾担としては複雑な感情になるので、未履修でした。(キスマイ出演の「少年たち 格子なき牢獄」は横尾さん、二階堂くんが外されています) でも、もっと調べて、曲を知っておけばよかったな、と反省しました。

 

●感想と考察

さて、ここから本題の映画の感想ですが、見終わってすぐは、果たしてあれはミュージカル映画だったのだろうか…?と魂を抜かれた感じでした。

というか、ミュージカル映画って何だっけ…?過去「レ・ミゼラブル」の映画を見てかなり感動したはずなのに、ミュージカルのあるべき姿をまったく思い出せない……いや、あれは映画ではなく、舞台だった!ここは映画館ではなく、帝国劇場だったんだ!ラピュタは本当にあったんだ!そんな思考回路。

 

イケてる照明と重厚感のある奈良監獄の建物、その中でキレキレで踊るジャニーズJrたち………その演出は、まるで帝国劇場で舞台を観劇しているかのようでした。歌のシーンは、さながらジャニーズのミュージックビデオのような見せ方。

だから、純粋に、ごくごく一般的なミュージカル映画を期待して来た非ジャニオタの方には、なかなか理解されないのかもしれません。

歌い終わると暗転してストーリーに戻るから流れが切れている印象だし、登場人物たちが急に仲間になったり、仲直りしてわかり合えたりしているような超速展開です。ぱっと見、看守の横山くんの感情変化さっぱりだし、急にみんな死ぬし、たぶんジョーが迎えもなく出所したからお母さんは会えないまま亡くなっただろうけど最終的にはよくわからないし、ツッコミどころほんと満載だし、普通の映画基準で観ると、これはヘンなのです。異端なのです。

 

でもね、やっぱり、ジャニオタとしては思うんです。

「これがジャニーズエンターテイメントの世界なんだ」

って。

ストーリーとか流れとか、そういうものを越えた、ジャニーさんの伝えたいメッセージと素晴らしいパフォーマンスがあるんです。それでいいんです。それがすべてです。

最後の、刑務所がリニューアルされてショーが上演されるシーンがね、筆舌に尽くしがたいほど素晴らしいんです。きっとジャニーさんがやりたい最高のエンターテイメントなんだろうって。

ローラースケート、宙吊り、銀吹雪、仮面…全部ジャニーズ舞台で馴染みのあるパフォーマンスです。まるでサーカスのような、楽しくて胸踊る豪華絢爛なショーと優しい「Never My Love」の歌声。これだけでも、ジャニーズに魅了された私の胸にはくるものがある。

でも何より感動させられるのは、観客の様子が映ってるからでした。みんながショーに夢中で、大人も子どもも外国人も魅了される。戸籍がなかったヒロトも、そんな過去を感じさせないくらい嬉しそうにショーを見ている。みんなが幸せになれるエンターテイメントをジャニーさんは作りたいんだろうなって思いました。

 

あと、展開が急に展開していくような印象なのは、それこそ観る側が「大人」になってしまったからなんじゃないかな、と思いました。

子どもの頃って、公園で初めて会ってすぐ仲良くなって遊び始めたり、ケンカしてもすぐ仲直りしたり、端から見ると滑稽なことに一生懸命だったり、瞬間瞬間を生きていた気がします。

だから、このタイトルの「少年たち」というのは、それこそ、瞬間だけを一生懸命に生きる少年たちの姿が描かれているんじゃないかと思いました。

彼らの一瞬のきらめきを閉じ込めたい、そんなジャニーさんの想いが

「子どもは大人になれるけど
大人は子どもに戻れない
だからこの想いを時計を止めて…」

なのかなと、最後に流れるメッセージを思い出しました。

 

ああ、もう、ジャニーズ万歳……。

ジャニーさん、なるべく長生きして、その素敵な世界をこれからも…そう思わせられた作品でした。

舞祭組村DVDのやえばず備忘録

公式からの供給が少ない横尾&二階堂コンビ。通称やえばず。

プライベートで仲良しというわけでもなさそうだし、わたたいとかニカ千とかに比べると需要も少ないけれど、お互いを支え合っている兄弟のようなふたりの関係が私は好きです。

そんななか、舞祭組村のDVDの副音声がやえばずの宝庫だったので、備忘録として書きました。個人的やえばずポイントのまとめです。

 

●棚ぼたの大サビ

横尾「ちょっと待って!俺の歌割り!」(突然みんなの話を遮る)

ニカ「ww…嘘でしょww(小声)」

ここの二階堂くんの優しい声のトーンが好き。

 

●友達申請でイケメンの後輩たちと二階堂さんたちがごはんに行った話

横尾「あんなキラキラ人たちと…?くすんだ人たちが?」(若干噛んでる)

ニカ「くすんでるってゆーな!」

横尾さんにツッコむ二階堂くんの勢いがいい。

 

●トロになりたいの横尾さんの口上

横尾「これは二階堂さんの案ですね!」

ニカ「え?ちが…あれ?そうだっけ?(若干とぼけトーン)…口上言うよって横尾さんが言ったんじゃなかったっけ?」

横尾「ニカが絶対なんかやったほうがいいよって言ったからですよ(苦笑)」

自分の演出の仕事は見せたくない二階堂くんと、あっさりバラす横尾さんの関係性が好き。苦笑してる横尾さんの声がイケメン。

 

●MCでの靴ずれの話

横「ニカもしてなかった?靴ずれ」

ニカ「してた」

横「してたよね」

ニカ「うん」

なんてことない世間話差し込んでくるふたりのテンションかわいいし、靴ずれ把握し合ってるメンバーの関係性もかわいい(?)

 

●俺とヒーローの千賀さんのピアノ

横「(二階堂さんがピアノ演奏について)プレッシャーかけといて、すっごい一番優しい目で見守ってたよ」

そういうところ…!横尾さんが母のような目線でニカ千を見守ってる…!

二階堂くん本人は照れて認めなそうだけど、みんなは知ってる仲間思いな一面がうかがえてよい。

 

●最幸LOVEの歌

横「俺の歌声、天性でしょ」

ニカ「いやでも知ってる?横尾さん、もう本番直前までずっと歌詞カードでちゃんと歌練習してる」

横「(爆笑)やめてください」

ニカ「すごくない?」

横「そういうのやめてください笑」

二階堂くんもそうだけど、横尾さんも大概自分の努力しているところは言わない。でも隙あらばお互いバラしてやろうって思ってるやえばず。最高か。

 

●ラップ

横「(二階堂さんのラップについて)ほんと本番の時はちゃんとやるよね」

ニカ「噛まなかったー」

横「リハーサルの時だめだったのに」

本番は出来る子、タカシ。

二階堂くんの仕事人なところを教えてくれる横尾さん、さすがです。

 

千「(ラップする横尾さんを見て)行けるか…?」

ニカ「横尾くん行けるか…?行けた!…かっこいい…なんかかっこいいな」

ふざけてるかんじなのに、最後に何気なく言った「なんかかっこいいな」が素敵。二階堂くんって、たまにほんとに横尾さんのこと素で褒めてるのがいい。

 

●舞祭組の気持ち(コメント)

ニカ「(横尾さんの髪型)たてがみ!って感じですね、髪の毛が」

宮「たてがみ…?」

横「髪長いなぁ〜…気持ちわりぃなぁ」

ニカ「……気持ち悪くはない」

気持ちわりぃと自虐ネタにした横尾さんにきっぱり「気持ち悪くはない」って言い切ってくれる二階堂くんに横尾担としてお礼の品をあげたい。

二階堂くんは横尾さん歌が下手だよって言いながらも、かっこいいんだよって本人に伝えるスタンスを絶対変えない。横尾担が思っていて、一時期ずっと伝わらなくて歯痒かったところを近くで伝え続けてくれてありがとう。

 

ニカ「(横尾さんが中居さんの話をしてるところを見て)…この光が強すぎて、って好きだな」

横尾さんの言葉選びのセンスが光るところ。私もそのフレーズ好きだったので嬉しい。

 

●アンコールで他のメンバーの成長したところについて

ニカ「俺はもう横尾さん!歌唱力!上手くなってるもん!まじで!思わない?」

宮千「思う」

千「すげえ音程とれてんなって思う最近」

ニカ「めちゃめちゃ練習してる」

これは二階堂くんだけじゃなく、宮田くん千賀くんも褒めてくれて、ほんとに舞祭組あったかいなぁって。

横尾さんは不器用で、歌も成長はしてるけど、それでも上手いレベルではない。でも、私は歌が下手でも諦めてほしくないって思っている。頑張っている姿がかっこいいから、歌下手キャラだとしても、それに甘んじてほしくない。

勝手ながらそんな思いが個人的にあったので、めちゃめちゃ練習してることを二階堂くんの口から聞けて本当に嬉しかった。

 

二階堂くんはいつも不器用な横尾さんのことをフォローしてるし、横尾さんはいつも二階堂くんのことを見守ってる。

そんなやえばずがやっぱり好きなんだなぁと思った舞祭組村でした。

Extra Yummy!!のユニット曲メドレーが好きすぎる

キスマイの冬コンサート、Extra Yummy大阪二日目に行ってきました。夏のコンサートYummyも最高でしたが、冬らしさも加わり、別のよさを持ちつつポイントはしっかりおさえられた楽しめる内容でした。

全体の感想も書きたいのですが、何より良かったユニット曲メドレーについて。

 

・Connexion(藤横千)

「LOVE」に収録されたオシャレなR&Bナンバー。横尾担としては、横尾さんがファルセッターという独自のパートをゲットし、「I can take me touch tonight」という藤ヶ谷さん作詞の素敵歌詞を「アケテミタクナイ♪」(開けてみたくない?)と独自解釈で歌った衝撃作。パフォーマンスするなら千賀さんがやる、と言っていたので、見られて嬉しかった…!

ド派手なジャケットとサングラスに身を包み、ちょっとしたお茶目さを醸し出しながら、ミニドラマ風に紹介される3人。画面に映るそれぞれのキャッチコピーや生年月日。千賀さんのキャッチコピーがHalf&Halfだったのが印象的。横尾さんはGood cooking guy、藤ヶ谷さんはParty peach

そんなオシャレでイカす3人にはパートナーがいない。ということで、街に繰り出していく、みたいなストーリー。(たぶん)

藤ヶ谷さんの設定の緻密さとか千賀さんのオシャレな演出の雰囲気がビンビンするので、たぶん3人で設定とか画面の見せ方とか演出とか考えたんじゃないだろうか。カッコいいもエロいもおもしろいも諦めない!みたいなところが絶妙。何よりその世界観に横尾さんがマッチしてる…!(私見)

問題の横尾さんパート「アケテミタクナイ♪アケテミタクナイ♪」のところでは、着てるジャケットを開けたり閉めたり。千賀さん振り付け(たぶん)さすがすぎる…!

オシャレなジャケット開け閉め動作(SMAPのシャレオツをちょっと思い出すような)なのに、なんか笑えるww

さらに途中、各メンバーのカッコいい見せ場セリフが。(みなさんのレポ見てたら日替わりのようです)

千賀さんは「運命ってどんなときに感じる?」と問いかけから始まり、「唇と唇が触れあった時」と場を沸かせた後に「大事なのはサウンド」と言ってリップ音を響かせる。

横尾さんは「俺は女と料理に目がない」と言いながら「今日はみんなをどう調理しようかな」と思案し、いろいろな調理方法を考えた結果「溶かす…!」とキメ顔。

藤ヶ谷さんは「オシャレしてきてくれてありがとう」と言ってたのに「 服の中が気になる」と言い出し、最終的には「絶対紺!」と好きな下着の色を教えてくれます。カオス。でもみんな好き。

そして、終盤の「アケテミタクナイ」で扉を開け閉めする動作(Connexionのメイキングで横尾さんがやってたやつ)を3人並んでやってて、またしても笑ってしまう。とにかく最高におもしろくてかっこよいナンバーでした。

エイベたんが驚異の仕事の早さで2月に円盤化してくれるらしいので、あとはどこかで演出の裏話を出してくれたら言うことはありません。

 

・星に願いを(宮玉)

これはもう!冬コンで!宮玉で!泣ける日が来るとは…!

オープニングでは、懐かしの「BE LOVE」(オルゴール版)をBGMに、幸せで仲睦まじいふたりの姿が映像で写し出されます。

「BE  LOVE」といえば、3年前に倦怠期を迎えたりもしたけれど、宮田くんのプロポーズを玉森くんが受け入れ、幸せな結婚式が催された名曲。書いてて意味がわからなくなってきたけど、なにひとつ間違った情報は書いてない。

結婚して幸せだったふたりの生活から、突如、玉森くんが姿を消す。割れるティーカップ。お墓で苦しそうに叫ぶ宮田くん。つらい。

そして、「星に願いを」の曲で舞台に宮田くんがひとり。

冒頭の「写真の中に写る君」の歌詞と同じく、ふたりの幸せだった頃の写真を握りしめる宮田くん。星になってしまった玉森くん。

一番は宮田くんが、二番は玉森くんがメインとなって、相手をいまだに想っていると切ない歌で伝え、ラストにはふたりで一緒にダンス。しかし、触れあえたのもつかの間、最後に抱きしめあった瞬間、暗転し、宮田くんの腕の中から玉森くんは姿を消すのです。なにこれ、感動ミュージカルだっけみたいなベタベタな王道演出だが、それが良い…!

BE LOVEの時も感じたんですけど、宮玉ってほんとに王道が似合う。キラキラな純愛、まっすぐに想い合う演出が上手くて、こちらも無理なく受け止められちゃう。だからこそ、こんな王道なラブソングがドハマリするんじゃないかと思います。

あとは妄想なんですけど、この曲の舞台は日本じゃないような気がしています。宮田くんのサスペンダーつきの衣装とキャスケットがちょっと昔のアメリカ青年風。(帽子はドラマで短髪になったから被っているわけですが)

思い返せば冒頭の玉森さんのお墓も、ザ・日本の墓石ではなくて、洋風のオシャレなお墓だった。きっと、遠い国の遠い出来事。だからこそ、次のユニットソングでは、ふたりが笑っていられる幸せな世界でありますように、と星に願いを。

 

・70億分の2(ニカ千)

私にとって、ニカ千は双子感強めな印象。そんな双子感がMAXに出ているのがこの曲だと思っています。

以前披露していたDouble upとはまた違った、でもニカ千らしいバラード。動きやすそうなストリートっぽさもある衣装にローラースケートがよく似合う…!

パフォーマンスに関しては、身体能力の高いニカ千が繰り出す綺麗でそろったローラースケート技に釘付けでした。ステップが美しい…!派手で凝った演出じゃないのにあれだけ魅せられるのは、ふたりの成長があったからなんだろうな、と。

別々に移動してバクステで出会い、最終的にはふたりで花道を駆け抜けてく姿は、頼もしさすら感じました。

夏のYummy!!の演出や構成がニカ千だったなあ、ということも思い出し、年下組のふたりがコンサートを先頭切って作ってくれるポジションになったこともあいまって、じーんとした曲でした。

 

・REAL ME(藤北)

夏にもやっている曲なのに、ユニットメドレーでも変わらぬラスボス感がすごい。

夏とは違い、北山さんの衣装の左腕が半袖になっていて、お互いの腕にペンキを塗り合う演出に変化が。ふたりとも向き合うことができずに、体を背けながら腕を差し出していたのが「我を忘れて手に入れた愛は綺麗」って歌詞にぴったり。行かないでというような、がむしゃら感。(伝われ…!)

それから、ユニット曲メドレーのラストだったこともあり、直前の宮玉の純愛、ニカ千の兄弟愛的な雰囲気との対比がすごい。厳しい蕀の道でも理性では止められない本能の愛の歌。そんな雰囲気がぴったりな藤北のパフォーマンス。

やっぱりいろんなユニットが好きだけど、藤北には圧倒的な存在でいてほしい。次回も懲りずに私たちの予想を裏切るようなパフォーマンスを心から期待しています。

 

エイベたんが信じられないスピード感と信じられない懐の広さで全曲をシングルの特典につけてくれるらしい。早く円盤見たいけど、エイベたんしっかり休んでな…!という気持ちで、円盤化をお待ちしています。

まいにちキスログがやってきた

8月10日。キスマイファンにはお馴染みのキスマイのデビュー日ですが、今年の8月10日はキスマイ全曲試聴可能、デビュー日HAPPY BIRTHDAY動画配信、新曲のリリース告知に加え、さらにもうひとつ大きな出来事がありました。

まいにちキスログ宣言です。

 

キスログは、ジャニーズwebでKis-My-Ft2のメンバーがそれぞれブログを書くコーナー。もともとは、玉森さんが個人コーナーで「まいにちたまもりゆうた」をしたり、ここ最近では「わったー写真館」を横尾さんが毎日更新してくれたりしていました。

が、なんと8月10日からメンバー全員が毎日更新をするそうな…!

そんな無理しなくていいんだよ、嬉しいけど…! 毎日更新になるのに月額324円のままなの!? うちの自担には毎日なんてできるだろうか…! など、たくさんの波紋を呼んだ宣言でしたが、こうして一週間が経ち、本当に毎日更新してくれています。

ということで、今回は各メンバーのまいにちキスログについての感想を。

 

●みつログ

更新されるたびに北山担さんの阿鼻叫喚が見られるみつろぐ。リア充な雰囲気と内容、さらにファンに語りかけてくる口調。短いメッセージが逆にLINEみたいで、どこまでも計算し尽くされている、ずるすぎる爆イケ具合。万が一天然だったら恐ろしいけど、おそらく北山さんのことなので確信犯だと思います。

ファンの妄想が止まらない余韻まで完璧。これが8周年まで毎日続くかと思うと恐ろしいです…!

 

●せんログ

通常のトークでもたまに千ちゃんは不思議なギャグセンスを持ってるなぁと思うことがあるのですが、キスログでもその不思議なギャグセンスを遺憾なく発揮してくれます。

読むと元気になるような明るさいっぱいの内容だったり、ドリボへの意気込みだったり、謎のクイズだったり、おしゃれさんだったり、一番いろんな面を見せてくれる万華鏡のようなブログだなーと思うし、だからこそキャラ渋滞も起こっちゃうんだろうなと納得。でも、どんな千賀さんもかわいいの塊なので、これからもいろんな面を見せていってほしいし、それを見るのが毎日楽しみなブログです。

 

●みやログ

もともとイベントのたびに、ファンを気遣う王子様なみやろぐ。毎日更新になってもその輝きは消えることなく、アイドルとして王道のブログを貫き続けています。ちょっと笑っちゃうような、でもキュンポイントも散りばめたかわいいブログです。いつも癒しをありがとう。

あと、最近の告知の多さすごくないですか…!?

バラエティーにどんどん進出しているところを知れて嬉しいし、頼もしいなぁと思っています。そういう告知が抜かりないところも、やっぱりアイドルとしての意識がすごいなぁと思います。

 

●わたログ

最近は、一時期キスログを毎日更新したり、個人コーナーのわったー写真館を毎日更新してたので、引き続き毎日見られるありがたさを噛み締めています。

わたログは、普段テレビだとなかなか見られないかわいい口調や絵文字がたっぷりのギャップにやられます。毎日更新になって、魅力がさらに存分に発揮されているのではないでしょうか…!(自担の贔屓目)

毎日わたログを更新することになり、わったー写真館をしばらく休館にするというお知らせもあり、うんうん今までありがとう!という気分でいたら、休館宣言後も更新してくれている…だと…。

横尾館長の優しさに溺れそうです。ほんとにありがたい…!

 

●がやろぐ

男らしさと真面目さとかわいさとやんちゃが顔を覗かせるガヤろぐ。その上で、さすが藤ヶ谷ワールド!と言いたくなるマドンナっぽさのあるシメの挨拶に毎度きゅんとしています。

毎日更新になって、より生活感が感じられるようになった気がするし、そうだよね生きてるんだもんね、となぜか感慨に耽ってしまいます。これからもごはんの話とかのせてくれたら嬉しい…!

一方で、すごく言葉選びを大切にしているような繊細な面も見えるので、これから藤ヶ谷さんの文才が上がっていったらおもしろいなぁと思っています。

 

●たまろぐ

玉森さんは、今までのキスログフォーマットではなくて「まいにちたまもりゆうた」がたまろぐになりました。

毎日休むことなく続けることがどれだけ大変か。

玉森さんが積み上げてきた2年間があったからこそ、今回のまいにちキスログ宣言に至ったのだと思うので、そういった意味でも功労者なのは間違いありません。やっぱり、そういうところでも玉森さんはエースだと思うし、グループにいてくれて本当によかったと思っています。これからもゆるゆるお願いします!

 

●ニカろぐ

もともとかなりブログは推敲するタイプのようで、他のメンバーと比べても更新頻度が少なかった二階堂さん。そんなニカちゃんも毎日更新するなんて…!涙涙 と思ってました。

しかし毎日更新で思ったのは、すごく素直でかわいい文章が多いということ。絵文字使いとかもそうですが、素朴な日常の出来事とその時の気持ちをまっすぐに伝えてくれてる気がします。でもちょっと不安なのか、シメの言葉が見つからないのか、「それだけです!!」って言うニカちゃんのいじらしさ…!「それだけ」なんて謙遜する必要のないかわいらしいブログだと思うので、これからもまっすぐありのままを伝えてくれたらと思っています。

 

毎日ブログを更新するなんて、本当に大変な決断だと思ったし、私も最初は冗談半分にも事務所かベックスの鬼畜の諸行かと思いました。でも、わからないけど、たぶんそんなことはなくて、ここ最近のキスマイを見てると、今同じ方向を向いて頑張っていこうってメンバー全員で決めたことなんじゃないかって思えてきます。喜ぶファンのためを思ってくれたコンテンツなんだと。

だから、毎日の生活に楽しみを増やしてくれたメンバーたちに感謝をしつつ、この気持ちを忘れないように、こうして記録に残しておきます。これからも、ついていきます!

 

 

ひとつだけ。運営さん、更新時間だけわかるように改善して……!