初心者向けキスマイWEB FES ユニット編解説

ついに明日ファイナルになるキスマイWEB FES…!

エモエモ編があると思っていたので、まさか来週「FREE HUGS!」(Youtubeバージョン)がファイナルになるとは思いもよりませんでしたが、FREE HUGSも素敵なコンサートだったので、楽しみです…!

というか、明日dtvのアーカイブ配信もあるのに、盛りだくさんすぎる…!

FREE HUGS編は普通にライブの感想をブログに残している&友人を以前連れて行ったコンサートでもあるので、曲解説は書かないかなーということで、これで解説ブログもラストです。

前回はこちら

ringo-cho.hatenablog.com

 

 

棚からぼたもち(舞祭組) 2013スノドコンより

伝説はここから始まったといっても過言ではない、スノドコンの「棚からぼたもち」。舞祭組メンバーも、このコンサートで一番「ドームが揺れた」と言っていて、それまで活動に後ろ向きだったメンバーの気持ちも、その歓声で変わった、とされているコンサート。

この後、紆余曲折がありながらも、4人は舞祭組として活動をしていく。

ちなみに、このころはファンのコールが確立していなくて、初々しさが見える。今では、冒頭の「舞祭組 舞祭組」はファンが言うし(映像だと「オレ」のほうを言っている)、大サビは横尾さんが歌うごとに、「お~!」とケチャすることが定番になっている。

横尾さんの歌もこの頃よりも数段レベルアップしているので、機会があれば、ぜひその成長も見てくれ。

 

Touch (藤ヶ谷・玉森)2018Yummy!!より

キスマイのイケメン二人のおしゃれユニット。

Touchという歌にふさわしく、二人が触れ合うダンスが特徴だが、そこまで性的な印象にならないおしゃれソング。実は一度Mステで披露されたことがある。

最初の登場で玉森が藤ヶ谷に上着を渡すが、一度、その上着のボタンがすべて閉まっていて、着るのに苦労してしまった、というハプニングがある。

(ハプニングの様子はライブDVDのハプニング集に収められている)

ちなみにこのユニット、ぱっと見さわやかな印象を持つが、実は小学生レベルの下ネタが好き。ギャップがすごい。

 

星に願いを(宮田・玉森) 2018 Extra Yummy!!より

初見で見て、この曲の世界観がわかるだろうか…?

宮玉3部作、と呼ばれるふたりのユニットソングの2曲目。玉森がプロデューサーとなり、設定や物語を考えている。1作目はKis-My-WORLDで披露された「BE LOVE」という、ふたりの王子様(宮田・玉森)が出会って結婚する曲。(オタクの誇張ではなく、結婚式の演出がある)

2作目となるこの曲の前には映像が挿入され、玉森が死んだことがわかる演出になっていて、この曲は死んだ玉森と未亡人となった宮田の恋愛ソングとなっている。(Youtube版では冒頭映像カットされてるけど!)ふたりの幸せな頃の写真や、思い出の画像が背景に映されている。地上の宮田と星になった玉森の切ない距離と歌詞が見どころ。

ちなみに冒頭のギターはこの曲の演出担当の玉森に頼まれて、宮田が練習した。

シリーズ3作目は今年To-y2で「運命」という曲が披露されるはずだったが、まだ日の目を見ていない。「星に願いを」の後の世界で、歌詞だけでなかなか物騒な世界観が繰り広げられている。

 

証(藤ヶ谷・北山) 2015 Kis-My-WORLD

ファン人気の高い、藤ヶ谷・北山ユニットのバラード。

藤ヶ谷が弾いているギターは、北山が誕生日にプレゼント(いいお値段)したもので、踊れなくなった時のために…と冗談まじりに言っていたが、もう一つ武器ができたら、という北山のメンバーを思う心からだった。

藤ヶ谷はこの曲をするまでギターを弾けなかったが、この曲のために、かなり練習を重ねて、弾き語りができるようになった。

練習の様子はライブDVDのメイキングに入っているが、少ない日数でここまでマスターした彼の努力がうかがえ、初めてふたりで曲を合わせた瞬間の映像はかなり感動的な仕上がりになっている。

結成当初、グループを引っ張ってきたふたりの絆が見えた曲だった。

 

やっちゃった!(舞祭組) 2018舞祭組村のわっと!驚く!第一笑より

舞祭組の3枚目のシングル曲「やっちゃった」。興和「キャベシリーズ」のCMソングで、舞祭組初のタイアップ曲。

作詞作曲は中居さん。

もともとはバンド曲ではなかったが、SMAP×SMAPでバンド版が披露された。(この時はメンバー演奏ではない)中居・木村拓哉・草彅剛とコラボし、木村・草彅はギター演奏で参加した。

スマスマから数年、舞祭組村でメンバーのバンド演奏版として、披露された。ギターは横尾、ベースは二階堂、キーボードは千賀、ドラムは宮田が担当した。

舞祭組村では4人のライブだったが、横尾のギターのコントロールノブは前三人のメンバーカラーになっている。

追記:コンサートでの初披露は2015年のKis-My-WORLDのアンコールでした。

 

 

70憶分の2(二階堂・千賀) 2018Extra Yummy‼より

キスマイの最年少ふたり。

占い師に前世は双子と言われたのは有名な話で、ファンはふたりのことを「双子」と呼んでいる。今年の予定されていたコンサート「To-y2」(トイズ)では、「トイズのsを2にしているが、sは反転したら2で、ニカ千(二階堂と千賀)は双子って呼ばれるから、ふたりで何かさせたい」と演出担当の横尾が言っていたくらいには公式の見解。

最後の歌詞「靴紐結んで歩いていこう」は、I Screamコンサート最終日の千賀ソロに二階堂が来たときに「俺の好きなとこ言って」という千賀のリクエストに「それより靴紐ほどけてる。そんなお茶目なとこが好き」(ニュアンス)という会話に由来されると思われる。

運動能力の高いふたりのローラースケート芸は、尊い、の一言。

 

REAL ME(藤ヶ谷・北山) 2018Extra Yummy‼より 

誰もが、やると確信していた「REAL ME」

藤北の伝説の中の一曲。もはや観客は「…ペンキ…」という言葉しか出ない。

実は初披露の名古屋と次の福岡公演では、北山は上半身の衣装がはだけていて、藤ヶ谷はその上半身にペンキを塗る演出だったのだが、北山の肌にペンキが合わず肌荒れを起こしてしまったために、その後の公演ではお互いの腕にペンキを塗るという演出に変更されてしまった。今でも名古屋公演のREAL MEの映像を熱望する声は多い。

ちなみにこのペンキの演出を考えたのは北山さん。毎回最高を更新し続ける藤北曲だが、To-y2では大人な恋愛ソング「バクテリア」が披露される予定だった。いつか披露されることを、願ってやまない。

 

ということで、ユニット編でした!

今回のユニット編では、ファンが大方セトリ入りすると予想していた曲は、選ばれず、かなり意外なランナップでした。

(宮玉といえば、1作目のBE LOVE、ニカ千といえばDouble up、あとはわたたいのわんダフォー、藤横千のConneXionはあると思った。)

最後のREAL MEは納得の選曲でしたが…

To-y2では、解説に書いた藤北、宮玉のほかにも、俳句コンビの横千、B型コンビのニカ玉の曲も披露される予定だったので、どうか…!いつかその曲が披露されますように。

そして、まだまだ組み合わせのないユニットもたくさん存在するので、さらにいろいろなユニット曲が生まれることを期待して、このブログを終わります。