Extra Yummy!!のユニット曲メドレーが好きすぎる

キスマイの冬コンサート、Extra Yummy大阪二日目に行ってきました。夏のコンサートYummyも最高でしたが、冬らしさも加わり、別のよさを持ちつつポイントはしっかりおさえられた楽しめる内容でした。

全体の感想も書きたいのですが、何より良かったユニット曲メドレーについて。

 

・Connexion(藤横千)

「LOVE」に収録されたオシャレなR&Bナンバー。横尾担としては、横尾さんがファルセッターという独自のパートをゲットし、「I can take me touch tonight」という藤ヶ谷さん作詞の素敵歌詞を「アケテミタクナイ♪」(開けてみたくない?)と独自解釈で歌った衝撃作。パフォーマンスするなら千賀さんがやる、と言っていたので、見られて嬉しかった…!

ド派手なジャケットとサングラスに身を包み、ちょっとしたお茶目さを醸し出しながら、ミニドラマ風に紹介される3人。画面に映るそれぞれのキャッチコピーや生年月日。千賀さんのキャッチコピーがHalf&Halfだったのが印象的。横尾さんはGood cooking guy、藤ヶ谷さんはParty peach

そんなオシャレでイカす3人にはパートナーがいない。ということで、街に繰り出していく、みたいなストーリー。(たぶん)

藤ヶ谷さんの設定の緻密さとか千賀さんのオシャレな演出の雰囲気がビンビンするので、たぶん3人で設定とか画面の見せ方とか演出とか考えたんじゃないだろうか。カッコいいもエロいもおもしろいも諦めない!みたいなところが絶妙。何よりその世界観に横尾さんがマッチしてる…!(私見)

問題の横尾さんパート「アケテミタクナイ♪アケテミタクナイ♪」のところでは、着てるジャケットを開けたり閉めたり。千賀さん振り付け(たぶん)さすがすぎる…!

オシャレなジャケット開け閉め動作(SMAPのシャレオツをちょっと思い出すような)なのに、なんか笑えるww

さらに途中、各メンバーのカッコいい見せ場セリフが。(みなさんのレポ見てたら日替わりのようです)

千賀さんは「運命ってどんなときに感じる?」と問いかけから始まり、「唇と唇が触れあった時」と場を沸かせた後に「大事なのはサウンド」と言ってリップ音を響かせる。

横尾さんは「俺は女と料理に目がない」と言いながら「今日はみんなをどう調理しようかな」と思案し、いろいろな調理方法を考えた結果「溶かす…!」とキメ顔。

藤ヶ谷さんは「オシャレしてきてくれてありがとう」と言ってたのに「 服の中が気になる」と言い出し、最終的には「絶対紺!」と好きな下着の色を教えてくれます。カオス。でもみんな好き。

そして、終盤の「アケテミタクナイ」で扉を開け閉めする動作(Connexionのメイキングで横尾さんがやってたやつ)を3人並んでやってて、またしても笑ってしまう。とにかく最高におもしろくてかっこよいナンバーでした。

エイベたんが驚異の仕事の早さで2月に円盤化してくれるらしいので、あとはどこかで演出の裏話を出してくれたら言うことはありません。

 

・星に願いを(宮玉)

これはもう!冬コンで!宮玉で!泣ける日が来るとは…!

オープニングでは、懐かしの「BE LOVE」(オルゴール版)をBGMに、幸せで仲睦まじいふたりの姿が映像で写し出されます。

「BE  LOVE」といえば、3年前に倦怠期を迎えたりもしたけれど、宮田くんのプロポーズを玉森くんが受け入れ、幸せな結婚式が催された名曲。書いてて意味がわからなくなってきたけど、なにひとつ間違った情報は書いてない。

結婚して幸せだったふたりの生活から、突如、玉森くんが姿を消す。割れるティーカップ。お墓で苦しそうに叫ぶ宮田くん。つらい。

そして、「星に願いを」の曲で舞台に宮田くんがひとり。

冒頭の「写真の中に写る君」の歌詞と同じく、ふたりの幸せだった頃の写真を握りしめる宮田くん。星になってしまった玉森くん。

一番は宮田くんが、二番は玉森くんがメインとなって、相手をいまだに想っていると切ない歌で伝え、ラストにはふたりで一緒にダンス。しかし、触れあえたのもつかの間、最後に抱きしめあった瞬間、暗転し、宮田くんの腕の中から玉森くんは姿を消すのです。なにこれ、感動ミュージカルだっけみたいなベタベタな王道演出だが、それが良い…!

BE LOVEの時も感じたんですけど、宮玉ってほんとに王道が似合う。キラキラな純愛、まっすぐに想い合う演出が上手くて、こちらも無理なく受け止められちゃう。だからこそ、こんな王道なラブソングがドハマリするんじゃないかと思います。

あとは妄想なんですけど、この曲の舞台は日本じゃないような気がしています。宮田くんのサスペンダーつきの衣装とキャスケットがちょっと昔のアメリカ青年風。(帽子はドラマで短髪になったから被っているわけですが)

思い返せば冒頭の玉森さんのお墓も、ザ・日本の墓石ではなくて、洋風のオシャレなお墓だった。きっと、遠い国の遠い出来事。だからこそ、次のユニットソングでは、ふたりが笑っていられる幸せな世界でありますように、と星に願いを。

 

・70億分の2(ニカ千)

私にとって、ニカ千は双子感強めな印象。そんな双子感がMAXに出ているのがこの曲だと思っています。

以前披露していたDouble upとはまた違った、でもニカ千らしいバラード。動きやすそうなストリートっぽさもある衣装にローラースケートがよく似合う…!

パフォーマンスに関しては、身体能力の高いニカ千が繰り出す綺麗でそろったローラースケート技に釘付けでした。ステップが美しい…!派手で凝った演出じゃないのにあれだけ魅せられるのは、ふたりの成長があったからなんだろうな、と。

別々に移動してバクステで出会い、最終的にはふたりで花道を駆け抜けてく姿は、頼もしさすら感じました。

夏のYummy!!の演出や構成がニカ千だったなあ、ということも思い出し、年下組のふたりがコンサートを先頭切って作ってくれるポジションになったこともあいまって、じーんとした曲でした。

 

・REAL ME(藤北)

夏にもやっている曲なのに、ユニットメドレーでも変わらぬラスボス感がすごい。

夏とは違い、北山さんの衣装の左腕が半袖になっていて、お互いの腕にペンキを塗り合う演出に変化が。ふたりとも向き合うことができずに、体を背けながら腕を差し出していたのが「我を忘れて手に入れた愛は綺麗」って歌詞にぴったり。行かないでというような、がむしゃら感。(伝われ…!)

それから、ユニット曲メドレーのラストだったこともあり、直前の宮玉の純愛、ニカ千の兄弟愛的な雰囲気との対比がすごい。厳しい蕀の道でも理性では止められない本能の愛の歌。そんな雰囲気がぴったりな藤北のパフォーマンス。

やっぱりいろんなユニットが好きだけど、藤北には圧倒的な存在でいてほしい。次回も懲りずに私たちの予想を裏切るようなパフォーマンスを心から期待しています。

 

エイベたんが信じられないスピード感と信じられない懐の広さで全曲をシングルの特典につけてくれるらしい。早く円盤見たいけど、エイベたんしっかり休んでな…!という気持ちで、円盤化をお待ちしています。