最終回を目前におっさんずラブの沼に引きずり込まれた

今さらも今さら。最終回の直前のこのタイミングで、まさか「おっさんずラブ」に号泣する日が来るなんて、3ヶ月前の私は全く想像もしていなかったでしょう。

おっさんずラブ」を略してOLと言うらしいということも、牧春というジャンルがあることも、つい最近知りました。

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もともと趣味のひとつがドラマ鑑賞なので、1話から録画ドラマリストに入ってはいました。毎回目まぐるしく進むストーリーや、新キャラ、ライバルキャラの登場、関係性の変化に、難しいことを考えずに楽しめる作品だなあと思ったものです。

 

ところが、先日放送された6話「息子さんを僕にください!」を見て、もう涙なしには語れない最高におもしろくて切なくて美しい恋愛ドラマだったことに、今さらながらに気づきました。

これまでOL(さっそく使う)の魅力に気づかなかった自分を叱りたいのと、最終回前に気づけた自分を褒めたいのと半々な気持ちです。

そこで、最終回への期待の気持ちを盛り上げつつ、どこがそんなに胸を打たれたのか書きたいと思います。(※ネタバレ注意)

 

6話。

 

「俺と牧は…付き合ってます」
 春田(田中圭)の唐突すぎるカミングアウトを受け、激震が走る「天空不動産」第二営業所。ところが…先に口説いてきたはずの牧凌太(林遣都)の様子はなんだかおかしい。「ちょっと僕には意味が分からないです」と、そのまま営業所を出て行ってしまう。“えええええっ、お前の方が意味分かんねぇよ!”と動揺する春田をよそに、営業所の面々は“牧に片想い中の春田が、決死の覚悟で公開告白をして、撃沈した”と誤解をしてしまう。

 かたや、自分がフラれた理由が“男だから”ではなかったと知った黒澤武蔵(吉田鋼太郎)は、春田への愛をメラメラと再燃させ、「打倒・牧凌太」を宣言! 離婚話を受け入れてくれた妻・蝶子(大塚寧々)とまさかのタッグを組み、起死回生のアプローチに乗り出す!
 その頃、春田に恋する自分に気づいてしまった荒井ちず(内田理央)は、自分の気持ちにひと区切りをつけるために、春田に告白しようと決意するのだが…!?

そんな中、突然牧が春田に対し、衝撃的な行動に出る。なんと「“交際相手”として自分の両親に会ってほしい」と言い出したのだ! 「えっ、それ俺はどういうテイで行けばいいの?」と慌てふためく春田だが、流されるがままに牧の実家へ…。さらには、様子がおかしかった牧が、突然倒れてしまい…?

 公式サイトから引用。

あらすじだけでも盛りだくさんすぎて、かなりスピード感のあるストーリーだということが伝わると思います。っていうか、6話の最初のところしか書いてないし。風邪ひいた牧のところに武川さんが来たり、春田と牧が牧の実家に行ってお父さんに認めてもらえなかったり、春田のお母さんと牧が出会ったり、ちずが春田に告白したり、春田と牧の涙の別れがあったり…。

でも、そんな早い展開の中でも、各キャラクターの魅力や心情がしっかりと伝わるドラマです。

それは、役者さんの演技や、なにげない小道具、痛いほど共感できるキャラクターの心情。いろんな要素のおかげでここまで成功しているのだと思います。

 

特に涙なしには見れなかった牧と春田の別れのシーン。

それまで牧は、春田のためにごはんは作るし、 一回フラれても一途に春田を思うし、ほんとに献身的に尽くす完璧な恋人で。春田がちずに優しくすることにも何も言わないどころか、恋敵のちずにも優しい。すっきりしたいから春田に告白したい、というちずにも、気にしてないという笑顔を見せる。

けれど、春田の母から、昔から春田はちずが好きだった事実を告げられたり、何気なしに「ずっと、創一と友だちでいてね」と残酷すぎる言葉を言われたり。とどめはそんな春田とちずが抱き合うシーンを見てしまったり。

その後の牧は、春田に対して「春田さんといても苦しいことばっかりです」って泣きながら言うし、「春田さんのことなんか好きじゃないです」って誰にでもわかるような嘘をつく。その健気さが、「自分の幸せより相手の幸せか」と言った武川さんのセリフも相まって、ほんとに切ない。自分の嫉妬とか絶望とか、そういったどろどろした気持ちを全部封印して、ひたすら春田の幸せのために別れを切り出す人間らしい部分に完敗でした。

一方、視聴者的には鈍感すぎる!と怒りたくなる春田も、好きだとは牧に一度も言ってないくせに、 「これから家事も手伝うしさ、いつか牧のお父さんにも認めてもらうように努力するから」と泣きながら言うところが、憎めなかったりもする。やっぱり牧を好きな気持ちあるんじゃん、と。

しかし、結局は別れてしまう二人。 

そんな涙涙の牧春のシーンの後、あっけないくらい早く一年が過ぎ…

春田と部長が同棲していた!という超絶急展開で最終回へと続きます。

そこでやっと私は、ああ、このドラマ部長がヒロインだったじゃん!牧はヒロインじゃなかったじゃん!!と思い出しました。

そう。部長というヒロインから少女マンガ的視点で見れば、好きな人にずっと片思いして、相手に振り向いてもらおうとひたすら頑張っていた。ところが、途中美人でスペックの高いライバルが現れて、彼はその人と付き合い始めちゃった!けど、でも諦めずにアタックをし続けていたら、ついに一年後、同棲することに!って、少女マンガの王道サクセスストーリーを歩んでいたんですよね。

牧に感情移入しすぎていたけど、それぞれがそれぞれの主人公のストーリーがある。 そう思わせてくれたラストシーンでもありました。

私としては牧には幸せになってもらいたいし、春田にも部長にも、武川さんもちずも蝶子さんもマロも幸せになってほしい。 

きっと最終回も、たとえどんな結末になっても、おもしろくて切なくて美しい恋愛ドラマとして、幕を閉じるであろう姿を、しっかりと見届けたいと思っています。

作り込まれたドラマ感溢れるアルバム「Yummy!!」の映像の魅力

 本日発売になったキスマイ7枚目のアルバム「Yummy!!」。

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初回A・Bに収録される映像「キスマツ荘」はアルバムやこれまでの曲をBGMにストーリーが展開していく構成。毎度捻りが効きすぎていて、その上信じられないほどボリューミーな内容で、またしても挑戦的なアルバムだと感じました。

今回はそんなアルバム「Yummy!!」の映像特典の内容を簡単な感想とともに書いていきます。

※キスマイのアルバム「Yummy!!」の映像特典のネタバレ満載なので、ご注意ください。

 

~初回A~

●オープニング
自由そうなメンバーの様子がとてもいいオープニングでした。
個人的MVPは二階堂さん。戸惑いながら「漢字が読めないんだよっ!」「はやくゆえっ!」と、やんちゃでかわいい姿が楽しめます。
そのほか、キスマイの闇を「たいすけとミツの噂でしょ?」と最初に切り込む横尾さん、というところがツボでした。兄組…!

メイキング映像で恒例の玉ニカバトルが今回も収録されていたり、最近(個人的に)アツいガヤニカのやりとりがかわいかったり、自由に過ごすメンバーの姿に萌えたり、短いながらいろんな要素がつまったオープニングでした。

 

●キススタコレクション
これは藤ヶ谷さんが真剣にカメラを構えてる職人ぽい姿が楽しめるコンテンツです。
そのまっすぐなまなざしが素敵。

リアクション王・千賀さんや、玉森さんの演出でキメまくる藤ヶ谷さん、脚がたくましい北宮が個人的には注目ポイントです。
初回Aと通常盤のブックレットでは、この時撮影した写真がそれぞれ楽しめるので是非見てみてください。(宣伝)


●本音屋台
まず、最初の海のシーンの茶番劇で爆笑。舞祭組メンバーの演技プラン、どうしてこうなった…!?
かなり不自然な流れで無理やり藤北の本音屋台が始まりますが、それはさておきBGMの「夕空」ほんとに素敵な曲だなあと思いました。

その後の屋台は、藤北の名曲「証」をBGMに過去の話、今の話、未来の話が聞けます。
昔話でこんなことあったねえ、って楽しく話しているシーンはもちろん見ていて楽しかったけど、舞祭組のコンサートから感じた危機感の話とか、闇な部分も見せてくれて、短いながら「本音屋台」にふさわしいトークだったと思います。

二人は「藤北」であるという特別感よりは、お互いキスマイのメンバーで、グループのことを同じ方向で向いて考えている無二の戦友という印象がぴったりでした。

北山さんは最年長として無理してる部分もあるのかなあと勝手に思っていたので、「(藤ヶ谷が)グループにいてくれるだけで安心するから」という想いが聞けて、なんだかほっとしました。頼れる存在がいてよかった。
それから最後シメるために、ちょっとギャグで落としてくる藤ヶ谷さんとか、敬語でネタに応戦する北山さんの姿とか、なんだかんだ経験を積んでそういうところを上手にやれるたのもしい二人だなあ、と感じました。

そして、かわいいけど再びの茶番を始めるの残りのメンバー5人…!
絶対これメンバーが台本見て爆笑したやつでは、と笑いが止まりませんでした。

ダントツのファン人気がありつつも、実際に藤北不仲説が出ているのはちょっと気にしていたりもして、だからこんなコンテンツをやってくれたのかなあ、と勝手に感じました。あまり裏側を見せない二人がファンのためにここまで見せてくれたんだなあと。

まあ、エイベックスさんの藤北推しはゆるぎないものがあるのですが(笑)

 

●銭湯deコントしちゃいなよ!
これはやってた玉ニカ千が楽しかったんだろうな、と思える微笑ましさ全開の映像でした。
(おそらく)プロの方が用意してくれたコント台本とそれを忠実にやる勢いあるニカ千、玉森さんの演技力とキャラに支えられてかわいらしいコントが成立していました。

コントっぽさがすごい千賀さんのツッコミが好きなので、ぜひ注目してください。


●Kis-My-TV
藤ヶ谷さんのMCがキレキレで弾けていた「キスマイTV」。
以前「MCやれば?」と中居さんに言われたとラジオで言っていたけれど、テンポよくバッサリ切りつつ、優しくフォローするところも忘れないところがいいなと思いました。藤ヶ谷さんの持ち込み企画は、メンバーの魅力を伝えながらさすがのおもしろさでした。
その上、コンテンツが3つもあり、ボリュームがすごい。
正直1企画終わってこんなもんだよなあ、と思っていたら、まだまだあり…。
各メンバーそれぞれに焦点があてられ、宮玉愛のすごさを見せつけられたり、他の一面を知ることができたり、かなり満足な内容でした。


~初回B~
●銭湯deコントしちゃいなよ!
初回Aのコントシリーズの続き。
マッサージ機のニカちゃんがとてもいい味出しているので、こういうキャラっぽいのどんどんやってほしいです。
AIのしゃべり方が何気に上手だった。
ちょっと昭和感ある7人のダンスも可愛さいっぱいで、フルバージョンのダンスもライブで披露されたらいいなと思いました。

●My-Tube
これは横宮の得意分野、料理とオタ芸が存分に盛り込まれたコンテンツ。
横尾担としては、横尾さんの「おいしくなあ~れ」の甘い声とキラキラ顔が見どころポイントなのと、アニメのフライパンを使う横尾さんが何ともいえない帝王感を醸し出していたのがおもしろかったです。
宮田さんのオタ芸にかかるアニメっぽい効果もかっこよかったです。
Youtube感を出すレイアウトのため、若干映像が縮小されてしまったところだけがちょっと気になりました。


●ドラマ「友情をくっつけて」
しっとり系の北玉ドラマ。
本当に玉森さんの演技が上手くなったなあと感じたドラマでした。
自然体で飾らない役どころがすんなりとハマっていて、素直にすごいと思いました。
さすがこれまで色々なドラマで経験を積んだエースだけあるな、と。

一方、北山さんの仕事の独白シーンはかなり惹きつけられました。
人間として重ねてきた経験に裏打ちされるような演技が光っていて、これから年を重ねるごとにさらにいい役者になっていくんだろうな、と思わされました。
ドラマ自体も引き込まれる内容で、色々なことを諦めながらも夢を追って生きていく役を、実際に色々なことを犠牲にしてアイドルとして生きている二人が演じているところに胸があつくなりました。

あと、挿入歌の「if」は本当にいい曲で大好きなので、またどこかで披露してくれたら、と願ってしまいました。


●DANCE & MUSIC
今回ドラマやらコントやらバラエティー色が強いDVDの中で、王道っぽいアイドルの7人が楽しめるコンテンツです。
Invitationもノリがよくて爽やかな曲調で、メンバーのキメ顔が楽しめたり、キレキレのダンスがかっこよかったり。
冒頭の1カットで撮影されたダンスはアイドル感満載で、なんだか不思議な安心感もあったり。

とにかく色々やるけど、こういうアイドルとしてキメるところを絶対忘れないのは、大事だなと思いました。


●エンディング
最後にまた自然体っぽいトークをはさんでくれながら、綺麗にシメてくれて、一つの作品が終わりにふさわしいエンディングだと感じました。
7周年、7枚目のアルバム、7人のメンバー、という7にこだわった中での北斗七星エンドは納得の仕上がり。
これからも北斗七星のように輝くグループになってほしい、という願いも込められた素敵なフィナーレでした。


●キスマイスポーツ選手権
これは、ひたすらメンバーが楽しく一生懸命スポーツをする姿がよかったです。
バラエティーで鍛えられたおもしろさと、メンバー同士のチーム感が最高。
バブルサッカーはもっと広く見られる目がほしい…!と思いながら何度も再生してしまいました。
欲を言えば優勝チームのディナー券を使った様子も見せていただけたら…!
ゆるスポーツ選手権はリーチの差がすごい勝負に関係するのでは?と思いましたが、そこも含めておもしろすぎました。
こっちも何度でも見たいです。

 

今回は「キスマツ荘」では、各所にアニメが挿入されていたこともあり、自然体っぽさというよりは全体的に作り込まれたドラマを演じるキスマイが楽しめた映像かなと思いました。
一方で、キスマイTVやスポーツ選手権では、お馴染みのバラエティーなキスマイが楽しめて、かなりバランスよく収録されていると思いました。

これからもどんどん色々な挑戦をしつつ、アイドルっぽさも忘れない素敵なグループでいてほしいです。

岡崎体育をジャニオタTLで知ってからアルバムを聴くまで

岡崎体育というアーティストを知ったのは、例に漏れずミュージックビデオあるあるで、かなりバズった時期だった。

youtu.be

 

ジャニーズファンのアカウントばかりをフォローしているTLには、MUSIC VIDEOの歌詞に合わせてジャニーズのPVのあるあるシーンをまとめたファン動画が賑わっていた。

そもそも音楽にそこまで興味が強いわけではなく、フェスにも行ったことがない私は、その時はおもしろい曲をやるアーティストなんだなぁくらいにしか思っていなかった。

 

二回目に岡崎体育を意識したのは、友達と出掛けたときのドライブのBGM。曲調は勢いがあってかっこいいのに、歌詞に違和感を覚えた。曲を説明してるだけの曲、Explain。何も訴えてこない歌詞が、とても新鮮だった。

 

そうして岡崎体育の曲に不思議な魅力を感じた私は次にYoutubeにアップされていた岡崎体育のPVを見つけた。動画の中で、なんかおもしろそうな再生数の多い動画をいくつか見てみた。Natural Lips、FRIENDS、感情のピクセル、家族構成。どれもキャッチーなノリのよさと、 映像と歌詞のマッチングにお腹を抱えた。それでいて、どの曲もすんなり耳に入るいい曲だなあと感じていました。

 

それから、次に意識して見たのはMステ。Voice of HeartやNatural Lipsで異色の歌唱を披露した岡崎体育。曲自体もMステの特別仕様になっていたりパフォーマンスの小ワザがすごかった記憶が。そんなわけで、普段はほぼCMか何かの主題歌かジャニーズくらいしか聴かない私にとって、わりと印象に残ってはいました。とはいえ、音楽に対しての情熱が薄いため、この時点ではアルバムを聴くまでには至らなかった。

 

ところがひょんなきっかけで、急にライブに行けることになりました。ライブ自体初心者も初心者なのですが、音楽好きな友人にアドバイスを求めたところ「とりあえずアルバム聴いとけ」と言ってたので『BASIN TECHNO』と『XXL』を聞いてみることにしました。

 

めっちゃいい曲ばっかりだった。

 

一番最初にリピートがとまらなくなったのはXXL 。疾走感のあるリズムと刻まれる言葉の響きにテンションがどんどんあがった。

 

そして、スペツナズ

この曲は、聞いた時から何故だかわからない切なさが溢れてきて、なにか取り返しがつかないけど懐かしい記憶を思い出すような感覚があった。正直「スペツナズ」って言葉の意味がわからなくてググるくらいの無知な受信アンテナしかない私の脳なのに、胸が苦しく、しかし爽快なサウンドが好きだなと思った。

しかし、やっぱり歌詞の意味も知りたくなって検索すれば、いろいろな人が歌詞の解釈をブログに上げていて。そりゃ、そんだけ解釈の余地のある曲なら聴く側は楽しいだろう、と思いました。そして、安直な私は歌のことが書いてある記事はもっとないかと本人の昔のインタビューまで読み始めて、まんまとご本人の思惑通りだったたことを知ったのです笑

natalie.mu

 

記事の模範のような知り方をしていた笑

 

そんなわけで、今月初めて岡崎体育のライブに行くのだけど、きっとライブでも彼の思惑通りにハマる予感しかしない。

そして、最近TLで見かけた岡崎体育提供の関ジャニの曲もちょっと気になっていて、とはいえやっぱり自分はジャニオタなんだなぁと自覚したのでした。

舞祭組のコンサートの感想

キスマイから五大ドーム決定のお知らせが流れるなか、今さらも今さらですが、舞祭組のコンサートの感想を書きます。

 

名古屋初日。グッズを買い、どきどきしながら入り口でチケットを発券してもらうと、まさかの三階席の前方。自分の運のなさを呪いながら席につきましたが、最初の感想は「近っ!!」でした。

 ジャニーズのコンサートはドーム系しかいったことがなかったのもあって、ホールの距離感に目眩。一階席だったら本当に至近距離だったことでしょう。いや、むしろフォーメーションやモニターが綺麗に見えたりして、これはこれで満足…!

村祭りの雰囲気を描いた幕と、お祭り感満載のリミックスのBGM。ああ、舞祭組。と待っている間から世界観に引きずり込まれていきました。

 

●オープニング

突然の暗転とスポットライトに照らされて浮かぶ人影。影が強めで表情があまりわからないけど、シルエットは間違いなく舞祭組。彼らが舞祭組の活動への思い、コンサートへの思いを舞台のように語り出します。突然のことに最初はあっけにとられつつ、ついに彼らは舞祭組としてホールの舞台に立つことができたんだ、という感動が押し寄せました。

思い返してみれば、「キスマイBUSAIKU」で舞祭組を結成されたところから、紆余曲折がありながらも、今この日を迎えられたこと。そしてその場に立ち会えること。その幸せを噛み締めながら、ペンライトに電源を入れました。

 

●ぶっさっさー

さて、宴の始まりだと言わんばかりのぶっさっさー!

ただひたすらにノリが良くて、お馴染みの舞祭組ポーズが見られて、C&Rが楽しい。一曲目として相応しい楽曲だなあと思いました。 

 

●棚からぼたもち

 ぶっさっさーで上げ始めたテンションはとどまることを知らず、お客さんの「舞祭組!舞祭組!オレ!」のコールは、もはや安定の域。

舞祭組の1stシングルということもあって、すべてはここから始まった感がすごかったです。「ガヤ!キタ!タマ!」がひたすら楽しくて、横尾さんの大サビへの「おぉ〜」も普通にコールしてしまいました。というか、開演前までアルバムエンドレスリピートしてたけど、横尾さんほんと歌上手くなった!そんな横尾さんへの賛美も込めて、「おぉ〜」とコールをしました。

 

●ちんとんしゃん

棚ぼた後、それぞれのソロダンスのパート。やっぱりかっこいいところも見たいよね、というファン心をわかってらっしゃる!

千ちゃんがゴリゴリに踊るロックの振り付けは中居さんを彷彿とさせたし、やっぱりダンス上手いなぁと近距離だからわかる迫力に酔いしれました。次のニカちゃんは繊細な踊りを繰り出していて、 双眼鏡でガン見。

そして、我らが横尾さんはローラースケートを履いて登場!素晴らしい!ここで横尾さんにローラーを履かせる演出を考えた方と、がっちり握手したいです。個人的には横尾さんはローラーが一番輝く瞬間だと思っているので、横尾さんのソロをローラーにした演出ほんと最高!長い足とかスタイルの良さも強調されて、文句なくかっこいいローラーでした。

その後、ニカ千もローラーで登場し、揃ったシンメアクロバット技も繰り出され、盛り上がりはどんどん加速。そしてそんな三人が示した先は客席!通路にはローラーを履いた宮田くんの姿!

まさかホールの狭い客席の通路でローラーを繰り出すとは思わなかったので、私は度肝を抜かれ、視線は宮田くんに釘付け。

そして、そこから始まる「ちんとんしゃん」! この曲、テンポも曲調も大好きなんですよ。地下アイドルをコンセプトにリボンとローラーで技を繰り出す姿に、4人の協力技っぽいのも見られてよかったです。

あと、個人的には「ドカンと一発夢花火」のところで花火っぽい動きをしてたのがかわいくて好きでした。

 

●友達申請

二階堂くんが、ペンラもうちわも扇子も置いてー!一緒に踊ってー!と号令をかけてくれる姿が、優しく、でも背筋が伸びるような感じがしました。

「この動物の名前はなんでしょうか?」のところで、各回いろんなクイズをしてくれたようで。名古屋初日は猿でした!(名古屋二日目夜は、フラミンゴ!I SCREAMのラストで優雅に踊っていたあの二階堂さんに再会できて興奮しました!)

MCで横尾さんが「手と手をつないで♪」の時に両手の手汗を服で拭いてから両脇のメンバーと手を繋いでる、と話してたのもおもしろかったです。コンサートDVDになったら注目して見たいです。(気が早い)

 

●恋愛心経

アルバムで聞いた時からとんちき曲だと思っていたのですが、モニターに都道府県の名前と地図が表示される演出と、方言の魅力たっぷりの愛の告白はなんか絶妙に舞祭組らしいな、と思いました。手でハートを作って列になって客席間を行脚する舞祭組。そのままバクステに並ぶ舞祭組。え、こんな客席の通路にバクステがあるだと!?とびっくりしました。ホールの中央にある広いとは言えないあの通路にバクステ。この時はモニターが出て来て、見切れてしまう人にも見られるように工夫されておりました。

最後はなんともシュールで、どうしたらいいのかよくわからなくて、でもなんかお経だしありがたい?と思って拍手してしまいました。が、MCでお客さんには「ちーん」って言ってもらえば?とメンバーが言ってたので、名古屋2日目はとりあえず言っておきました。しかし、これは正解なんだろうか…?笑と疑問はまだぬぐえておりません。

あと、個人的にもったいないなぁと思ったのは、唯一方言ネイティブの千賀さんの名古屋弁が客席おりのタイミングと被って、なんとなくキャーを言い足りない感じがしてしまったこと。謎の方言に湧きたい欲が刺激された曲でした。

 

●トロになりたい

セットチェンジがあって、階段がステージになって、その上で歌う曲。

CDよりもだいぶ悲壮感強めな歌い方と演出で、ああ、トロになりたいってそういうことなんだ!と個人的にはコンサートで理解が深まった曲でした。

あと、三階席だから?か、歌う順番待ちに後ろでわちゃわちゃしてるかわいい舞祭組が見られて役得感。

横尾さんのマグロ解体師の試験で培われた口上も聞けて貴重でした。

 

●てぃーてれ

これも盛り上がり曲!わりと舞祭組ファンでも好き嫌いのわかれる曲なのかなと思いますが、私は「アイ!」ってかけ声するのが好きだし、イケボに魔法をかけられちゃうのも好きです。

宮田くんがドS気味に「ぴろぴろぱにたんすーりすり♪」の後の「キャー!」をファンに煽ってくるのも、「キャー!」の横尾さんの声がなんかすごいのも、ニカ千が二階席三階席に来てくれる演出も、とっても盛り上がって楽しかったです。

 

●MC

 コンサートのMCは、なんだか和やかだし、とってもいいバランスでした。

名古屋の初日は大阪からちょっとあいたせいで、いくつかミスをしていたメンバー。

二階堂くんがやる悪意ある千賀さんのミスの物真似がおもしろすぎましたww

あと、そんな時に宮田くんが言った「大阪からあいちゃって、初日みたいに緊張しちゃってごめん!完璧なものを見せたかったんだけど!」の彼氏感!初デート緊張しちゃって!みたいなテンションで言われたら、かわいいしか言えなくなる! (宮田くんは名古屋二日目は「俺の白馬2ケツならぬ15000ケツできる」って言うし、ほんとに王子様でした)

あと、横尾さんは番宣のねじ込みがすごい。あらゆる話題から前三人の番宣にも絡める。そんな技術あったんだ!?と新たな発見をしました。千賀さんの生「ただいまー!」もほっこり。

そして、なにより舞祭組のMCめっちゃ笑いました!この4人はこんなに引き込まれるMCをするんだ!とびっくりしたし、全MC集円盤につけてくれ…!と思うくらい大好きなMCの時間でした。横尾さんのいっぱいしゃべって生き生きした姿が見られて幸せでした。

 

●ブサイク魂

目安箱のトークを受けた後、応援しなきゃ、という流れで歌われる応援歌のブサイク魂。

ラストのサビのマイクを外して生歌を届けてくれる演出が胸アツでした。ホールだからこそ、三階席の後ろまで声が届いてたよ…!と感動もひとしお。 

 

●俺とヒーロー

 千賀さんのピアノの弾き語りとその周りを横宮ニカが囲ってしっとり歌い上げるバラード。

モニターには桃太郎っぽいイラストが映され、「桃だろう」「Maybe peach」という謎のタイトル。なんとなく千賀さんぽいセンスだなと思ったけど、実際はどうなんだろう…?

「ヒーローにはきっと特別な人がなる」という歌詞で浮かんでくる前三人のイラストだったり、Cメロでニカちゃんが千賀さんの傍らに寄り添って歌い上げる二人の姿に胸がじんときました。「俺は肉が食いたい」で締まるラストも含めて、良曲だなぁと。

 

●やっちゃった!

 ここからは舞祭組バンドで、セットもメンバーで運んでいたのですが、暗闇のなかドラムのストッパーを止める宮田くんの脚が見えて、脚だけなのに超絶イケメンでした。

実際バンドが始まってみると、メンバーの楽器の安定感が昔よりだいぶ変わっていたような気がしました。きっと楽器もすごく練習したんだろうなという、しっかりした演奏でした。宮田くんのドラムとかすごい上手くなってた…!ニカちゃんのベースもほんと好きです。

 

●最幸LOVE

これはモニターの文字がかわいかった印象。ネオンサインみたいなかわいらしいデザインでした。

曲は王道のラブソングで、CDで聴いたときには普通にいい曲、くらいの印象だったのですが、生バンドの魔法か、すごくエモい感じがしました。舞祭組は私たちすごくファンを大事にしてくれてるんだなぁ、とちょっと自意識過剰になっても許されるような、そんなあったかい空気が漂っていました。

 

●like a Mt.Fuji

楽器セットがなくなって、ラップバトルが始まるのですが、ここではわちゃわちゃした舞祭組が見られました。個人的にニカちゃんのラップ大好きだし、千賀さんは横尾さんにちょっかいかけるし、横尾さんがラップにアドリブかましてくるし(名古屋で調子のってるけど、名古屋のみんなに愛されて俺嬉しい的ないいこと言ってくる)、宮千vsやえばずかわいいし。

 本編の歌はMVとは違う振りもあって、かっこいい一面も見られた曲でした。いつかアイドルのテッペンとるの楽しみにしてる!

 

●Fire&Lighting

最初、するめさんがモニターに映し出されて、久しぶりのするめさんの姿にわたしも含め「かわいい…」とファンはざわざわ。

するめさんが舞祭組にカッコいい衣装を着せるために言った「実は魔法が使えるんです」に胸が熱くなりました。舞祭組の歴史を振り返ると、本当に中居さんが魔法をかけてくれたよね、と。

ずっと後ろの列にいて目立たなかった4人に魔法をかけるようにチャンスをくれて、そのチャンスを4人がしっかりつかんで努力して、今は4人だけでコンサートができるようになったんだなぁ、と感慨深かったです。もちろん、ブサイクという売り出し方に不本意だなって思ったファンもいたとは思うんですけど、私は中居さんが魔法をかけてくれたから、今こうして最幸なコンサートに参加できてるんだ、って。一つの言葉に考えすぎだけど、ほんとにほんとに中居さんに感謝した瞬間でした。

そして、レモンを食べ続けるするめさん。間のとり方や編集の仕方は、さすがバラエティーのプロ。圧巻のパフォーマンスの後、ついに白い衣装に身を包んだ舞祭組が登場したのです。

言葉が足りないのですが、本当に本当に素晴らしくカッコよかったです。

疾走感のある音楽と、軽やかな4人。白い衣装もちょっとカジュアルで、アメリカンな印象。千賀さんの振り付けらしい、ムーンウォークもあったりもして。

曲調だったりカジュアルだけど、なんだかとてつもなくカッコいいところがSMAPを意識しているような感じもしました。(SMAPは生で見たことはないので本当に勝手な印象なのですが…)

そんな中、間奏になって舞祭組の「Are you ready?」に答えるように、白い衣装を着た中居さんがスクリーンに登場。そして、大サビ前の中居さんの「Here we go!!」。「準備はいいですか?」と中居さんを呼んだ舞祭組に「行くぞ!」と応える歌だったんだと、初めて知りました。

そして、キレキレに最後のサビを踊る舞祭組と中居さん。よく見ると、舞祭組はセンターがあいてて、そこに中居さんの映像が来るようになっていました。

この曲は、プロデューサーとして二人三脚でやってきた中居さんも一緒に作り上げた曲なんだ、と胸がいっぱいになりました。 目頭が熱くなりました。本当に大好きです。

 

●BODY&SOUL

せっかく着た白い衣装を脱ぐ舞祭組。脱ぎ姿もかっこいいけど、もう少しかっこいい白い衣装を着ててほしいというジレンマに苛まれつつ、彼らは鍛えた身体を披露してくれました。初っぱなの宮田くんの「Hey!…BODY&SOUL!!」がセクシーボイスすぎてやばかったです。

舞祭組メンバーで筋トレ対決が行われて、勝った人がラストのサビを歌う企画もあって、そこでもするめさんの映像が登場して再度中居さんに感謝。

名古屋初日はニカちゃんのハスキー美声が、二日目夜は横尾さんの音程迷子だけど、ただただ楽しそうな美声が聴けてよかったです。横尾さんがあんなに楽しそうに思いっきり歌っている姿は、なんだかこっちまで一緒に笑顔になってしまうような、不思議な力がありました。

 

●道しるべ

この曲の前に舞祭組のインタビュー映像がはさまれましたが、メンバーが葛藤しつつ、新しい世界が見えたこと、これから舞祭組を続けたいか?というコメントが聞けます。

ファンの中には舞祭組の活動に葛藤があった方もいたんじゃないかな、と思うのですが、そのアンサーを見せてくれたような、腹くくってやってるよという意気込みを見せた映像だったと思います。

そして、映像後、黒いスーツに身を包んだ舞祭組たちが登場。シックな姿もやっぱりよかったです。

この曲の発売当初は中居さんへの感謝の思いとか、SMAP解散へのつらい気持ちも込められた曲なんじゃないかなあと勝手ながら思ってたし、ミュージカル調のセリフも悲しい色がまじっていたような気がしていました。

でも、(聞いている側の感覚かもしれませんが)CDよりも悲壮感はなくなって、前向きな未来を歩き出す曲になったんだなあ、と感じました。

 

●春夏秋冬漢歌

 この曲は、アルバムのイメージだと序盤に歌われると思っていたので、終盤に来るとは思っていませんでした。でも、演出がとっても光っていて終盤にぴったりな曲だと思いました。

扇子をつかう様子が優雅で、能っぽい移動とか、順番にダンスの振りがリンクするところとか、小さな舞台を最大限に活かした演出。コンサートで一番演出が好きな曲でした。

 

●ぶっさっさー

オープニングで聞いた曲なのに、最後に聞くとまったく違って聞こえる不思議。

みなさんご存じ最後のサビの「ぶっさっさー」のところを「またねー」「ばいばいねー」「またきてね!またきてね!」に歌詞を変えていたのですが、ぶっさっさーポーズからのお手ふりと、またきてね!の動作がほんとにキュートだったので、軽い中毒になりました。はやく円盤で見たいです。

コンサート終わりなのに、お神輿出てくるところとか、ラストに「完」の白幕がバッと降りてくるところとか、全部舞祭組らしくて幸せなコンサートだなと思えるような華麗な幕引きでした。

 

●棚からぼたもち(アンコール)

 やっぱりこの曲は好き!「ガヤキタタマ」も

横尾さんパートの「お〜!」も、これ以上ないくらい声をだして盛り上がれた気がします。中居さん、すてきな曲を作ってくれてほんとうにありがとうございました。

 

幸せすぎる舞祭組の世界を体感できたこと、そしてその力を持ってキスマイに戻っていく頼もしさを感じたコンサートでした。

この舞祭組の力が次のキスマイのコンサートに活きるかと思うと楽しみで仕方ないし、はやく5月になれ!と願う今日このごろなのでした。

ジョッシーちゃんを親友にしたときメモGSをしたい

ときめきメモリアルGirls Sideシリーズという、言わずと知れた元祖乙女ゲームがあります。

恋あり、友情あり、ケンカあり、三角関係あり…の夢の高校3年間を送れるゲームです。

 そんな夢の高校生活をジョッシーちゃんと過ごしたい!という思いがハロウィーンの女装キスマイを見てから高まったので、ジョッシーちゃん&キスマイメンバーを登場させた高校生活をひたすら妄想してみました。

気持ち悪めなただの小ネタ集。ちなみにGS2が好きなので2をもとに妄想してます。

 

〜1年目〜

・入学式

ときメモGSシリーズの初日といえば、まず入学式。主人公マイコは遠い昔に出会った王子様を思い出しながら新生活に胸を膨らませ、偶然素敵な男の子(玉森くん)と出会います。

マイコ(ほんわか系の男の子だな…。素敵な高校生活になりそう!)みたいなお決まりのスタート。

 

入学式の後、 金髪の女の子と偶然廊下でぶつかります。

??「ちょっと、どこ見てんのよ!危ないわねっ!……へえ、マイコって言うのね。アタシはジョッシー松村!まっちゃんて呼んでね!」

ちなみにこの出会いがきっかけで、次の日からジョッシーと遊べるコマンドが登場します。ジョッシーちゃんはたぶんあんまり頭よくないので、遊ぶと運動と魅力のパラが上がって、学力パラが下がるはず。素敵な新生活が始まります。

 

・部活

ここはジョッシーちゃんがチア部にいるので、仲良くなるためにもチア部に入りたいところ。ちなみにチア部が応援する野球部には横尾先輩がキャッチャーにいます。横尾さんとジョッシーは、すれ違い様に横尾さんのケツをジョッシーがぺしんって叩く宿敵関係。チアとしては玉森くんを応援したいところだけど、玉森くんはきっと帰宅部

 

・バイト

オシャレバイトをしたいので、喫茶店でバイトを始めます。バイトは、他校の藤ヶ谷先輩が優しく仕事を教えてくれる素敵な職場です。そのバイト先は玉森くんの行きつけなので、玉ちゃんファンのジョッシーちゃんもたまに喫茶店に来てくれるはず。

ちなみにジョッシーはファストフード店でバイトしてて、そこでは大学生の北山さんがバイトリーダーしてると思います。

 

・ダブルデー

ときメモGSは女子キャラと仲良くなると、ダブルデートに誘ってもらえます。ジョッシーに誘われたマイコは、ジョッシーの想い人の玉森くんとクラスメイトの宮田くんとダブルデート。(他の人だと玉森くんがダブルデートなかなか来てくれなさそう)

アトラクションが3つあって、誰と乗るのか選べるけど、マイコは空気を読まずにジョッシーちゃんと乗り続けて、最後はジョッシーちゃんの顰蹙を買いたい。

ジョッシー「ちょっと!アタシとばっか乗ってていいわけ!?」って突っ込まれ待ち。

 

・呼び方

下校中、キャラクターと出会うと呼び方を変えられます。

「松村さん」から「まっちゃん」とか「ジョッシー」とかに変更して、ちょっと嬉しそうな反応を引き出したいです。

「二階堂」とか「アゴ」とか呼ぶとぶちギレられます。たぶん。 

 

〜2年目〜

・後輩

2年生もジョッシーちゃんと同じクラスです。そして後輩の千賀くんが現れます。なんかロイヤルキラキラ。千賀くんの双子の妹の健子ちゃんが登場して、玉森くんにベタベタしてくるので、ジョッシーちゃんはキーッってイライラ。そんなジョッシーに「まっちゃんなら出来る!」って言って励ましてあげたいです。

 

・修学旅行

日々ジョッシーちゃんと遊んでばっかりなマイコは、男性のお誘いを断ってジョッシーと一緒に京都をまわります。最後にお土産にお揃いのスクリーマズのキーホルダーをくれて、テンションめっちゃあがる。

夜は玉森くん&ジョッシーvs宮田くんとマイコで枕投げを楽しみましょう。

同じチームの宮田くんが必殺技「ぴろぴろぱにたんすーりすり」を繰り出して勝利!世界中が仲良くなれる魔法の呪文。

 

 ・VSモード

女友達の好きな男子と仲良くしすぎると、その女友達とVSモードに入ります。

一度拳を交えたほうが仲良くなれる気がするので、そこそこ王子と仲良くしてジョッシーVSモードをやりたいです。

ドロドロしない、「このブス!」「アンタのほうがブス!」みたいなストレートなやつ。バレンタインは、「そんなチョコ玉ちゃんは好きじゃないと思う!」とか捨て台詞言われる。

 でも最後には「アンタのこと、勘違いしてた」って仲直りできるので、毎日根気よく遊びまくります。

 

〜3年目〜

・文化祭

最後の文化祭はクラスで劇をやります。

玉森くん主演の「ミュージックコロシアム」で、なんかハチャメチャだけど楽しい演目やりたいし、何気に根性のある玉森さんの演技を見てちょっとドキッとして、ジョッシー「今、玉ちゃんに見惚れてたでしょ?あたしの玉ちゃんなんだからね!」って言いながらも意外と宮田くんの演技もかっこよかったよね!って盛り上がりたい。

あとは、ジョッシーちゃんとは、他のクラスの肝試しとか行ってワーキャーしたいし、何気にOBの横尾先輩と遭遇したいし、他校のイケメン藤ヶ谷さんが校内の女子に騒がれてたり、北山さんがやってきて屋台のたこ焼きうめぇ!って頬張ってる姿を見かけたいです。

 

・卒業式

マイコは3年間ジョッシーちゃんと遊びまくったので、学力パラはひどい有り様。大学受験は三流大学を受験。(でもたぶん進路は就職)

ラストに王子様が迎えに来てくれる展開はないけど、親友のジョッシーが迎えに来てくれて、「3年間遊んでばっかりだったよね」とか思い出を振り返って泣き笑いします。

「もう、しんみりしちゃったじゃない!この後カラオケ行ってキスマイ歌お!」

とお決まりぽいエンディングで終了。ジョッシーちゃんとの友情は不滅です。

〜完〜 

DreamBoys の副音声の千賀さん

舞台「Dream Boys」(2016年版)の通常版DVDの副音声。

キャストの玉森さん、千賀さん、宮田さんが映像を見ながら解説してくれるという素敵な企画です。

「Dream Boys」の副音声Verを見ていたら、千賀さんの魅力がとまらない…!ということで書いてみました。

本編や他のキャストのみなさんの感想もいずれ書きたいですが…。

※本編も副音声もネタバレ満載なのでご注意ください。

 

さて、千賀担ではない私に何がそんなにひっかかったのか、ってところなのですが、一番は千賀さんの優しさと、メンバーの素敵なところを伝えてくれる発信力なんじゃないかと感じました。

一番印象的だったのは玉森さんのソロ「Crazy My Dream」の副音声。

玉森さんがイリュージョンやアクションのシーン続きで、ひたすら大変そうな流れのラストをしめくくる怒涛のソロについて。

「ダンスに気を抜かないタマさんっていうのは、かっこよかったよ。俺見てたもん」

 

「あんだけ動いた後だからさ、やっぱちょっと(ダンスの)振り削ったりしたくなったりするじゃない。やっぱ気を抜かない、って座長を感じたね。」

玉森さんって、たぶん本人が努力している様子をあまり見せたがらない性格で。なんなら自然体だから、見え方によっては全然頑張っていないようにも見えたりもする。

それは、玉森さんが頑張っていないわけではまったくなくて、努力をすることすら自然なことになるくらい、努力が身体に馴染んでいるからなんじゃないかと思います。

でも、千賀さんはそれをすごいことなんだよ、ってファンに、玉森さんに伝えてくれる。ちゃんとメンバーを見てるよ、っていう姿勢がとてもいいなと思いました。

 

また、ボクシングのシーンで、公演中に玉森さんへの攻撃が実際に当たってしまっていたことが発覚したところでもたくさん玉森さんに謝りつつ、

「タマ優しいからさ、そういうの言わないの、俺に」

と言う千賀さん。

メンバーのいいところを飾らない言葉で何気なく言うところが好きです。

何気なく、でもいいところはわかってるよって発信してくれてるところ。言葉にしてくれるありがたさも感じます。

 

それから、チャンプとの戦いでユウタが濡れ衣を着せられるシーン。独特の視点の副音声の玉森さんの言葉たち。

「いっつも思ってたんだよね。俺やってないよって言えばどうにかなったんじゃないかって」

「俺やってないって言えばいいのにな」

超正論。

最初に聞いたときは、いやいや玉森さんそれは言わないお約束…!と思いつつ、全力で納得しました。

 確かにちゃんと弁解すれば容疑だって晴れたかもしれないのに、と視聴者もちょっとツッコミたいシーンにも

千賀「『俺やってない』って言うと、誰かのせいになっちゃう、っていうタマの正義感があるから」


玉森「言ってもよかった気がしたけどな」


千賀「玉森さんは正義感が強いんですよ」

 天使のフォローをしてくれる千賀さん。ドリボの世界観を壊さないようにしている気遣いが伝わってくる言葉でした。(ちょっとムリヤリ感あったけど)

 

さて、そんな優しさいっぱいの千賀さんですが、アイドルとしての自分に妥協がないところでもやっぱりすごいなあと思ったところがあります。高橋海人さん率いるJohnny's5のシーンで

「海人ダンス上手いんだよ」

「悔しいわ」

と。

やっぱりドリームボーイズでのダンスはチャンプが一番かっこよくないと、って意識があるからなんだろうなと思います。自信があるダンスジャンルだからこそ、後輩に負けたくないという熱い気持ちもちょっとだけ覗けるのがとてもいいです。ぽつりと言った悔しいわが本音っぽい…!

 

というようなかんじで、わりとお気に入りの副音声を紹介してみましたが、言葉から滲む千賀さんの素晴らしさ…!

ぜひ声のトーンも楽しみながら聴いてみてください♪


さらに。本当はもっともっと素敵な言葉だったり、おもしろい一面だったりボケだったり、乳首トークもあるのでぜひ副音声の千賀さんを楽しんでください。

avex.jp

山田孝之とサシ飲みしてる感覚になった「映画 山田孝之 3D」(ちょっとネタバレ注意)

※この記事はネタバレを含みますのでご注意ください。

 

「映画 山田孝之 3D」を観てきました。


www.tv-tokyo.co.jp

 

私は冬のドラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」を見ていたので、映画も見たいと思ってはいたのですが、急遽昨日友人に誘われ、まさかの公開初日に映画を観に行くことになったのです。

www.tv-tokyo.co.jp

山田孝之のカンヌ映画祭」についてあらすじをざっくり説明すると、俳優・山田孝之が山下監督とプロデューサーとしてカンヌを目指した映画作りを始めたものの、途中で企画が倒れてしまい…というドキュメンタリードラマ。どこからフィクションでどこからノンフィクションなのか、完全にはわからない不思議な世界観が楽しめる作品でした。もしかして全部の全部がフィクションなのでは、と思ってしまうくらい、山田孝之芦田愛菜さんの演技が上手すぎてとってもハマった作品でした。

そして、この映画はカンヌを目指していた作品の企画が倒れて山田孝之と山下監督に生まれた亀裂を芦田愛菜さんが取り持って実現した企画、という位置づけです。うん、またフィクションかノンフィクションかわからない。しかし、そこがいい。

 

さて、映画についてですが、一言で言うと、「山田孝之」をひたすら堪能できる作品。

映画なのに濃厚なエッセイ本を読んでいるような感覚が近い気がします。本を読んでいる時って、活字を追いながら頭でいろいろイメージを膨らませている気がするのですが、それが可視化されているような、抽象的ですが、そんな印象。

まず、山下監督が山田孝之にインタビューをしながら、彼の考えてることや過去について深く潜っていく。それに淡々と山田孝之が答える後ろで、いろいろなイメージ映像が駆け抜けていく。映し出されるイメージ映像は、その話の内容に即しているキーワードのようで、実はただ雰囲気が近いだけのあまり意味のなさそうなイメージだったりもする。そんなちょっとミスマッチな感じにも浸れる楽しい作品でした。

また、語られる内容もバラエティに富んでいます。俳優としての山田孝之の歴史や、演技プラン、子どもの頃の話、家族の話、おっぱいの話まで。くすりと笑えるシーンもところどころにちりばめられていたり…。

途中、山田孝之の演技への挑み方を話すシーンは彼の職人技を感じられるし、映画のラストに向けての伏線としても機能していて、とてもスパイスが効いていました。全体的に「俳優・山田孝之」だからできることがちりばめられた内容、構成だったと思います。

実力派と呼ばれる山田孝之だからこそ、ドラマと同じく、どこからがフィクションでどこからがノンフィクションか、境界線があいまいで、その巧妙さを存分に味わえる作品だと思いました。

また、人の人生をこんなにじっくり聞くことができる経験はなかなかない。でも、彼の子どもの頃の人間関係や恋愛、家族の話を聞いていると、フィクションとかノンフィクションといったことは関係なく、自分はどうだっただろう、という気持ちに連れて行かれるので、自分を見つめ直すきっかけになる作品だなと思いました。

 

あと、気になったのは3D演出。正直3Dじゃなくても成立する映画だし、そこまで飛び出たり奥行が出るところに特化した感じもないな、とは思ったりはしましたが…(あってもいいけどなくても楽しめる作品ではあると思ったので)

ただ3Dでよかったのは、なぜか勝手に山田孝之とサシ飲みをしている気分になれることでした。ずっとこっちを見て、とつとつと過去のことを話してくれる山田孝之の様子に、サシ飲みができるくらい彼と親密になった感を感じられます。山田孝之とサシ飲みをしたくなったら是非見てほしい映画です。もう一軒、って言いたくなっちゃいました。笑

 

そして余談ですが。映画を見た後、無性にお寿司が食べたくなりました。それくらい映像が幻想的できれいでした。